(趣旨)

第1条　この要綱は、南さつま市に住所を有する海上勤務者が、航海中又は、操業中海難に遭遇した場合に予算の範囲内において、海難見舞金を交付することについて必要な事項を定めるものとする。

(対象者)

第2条　海上勤務者とは、船員手帳の交付を受けている者及び漁業協同組合の正組合員の資格を有する者とする。

(見舞金)

第3条　海難見舞金(以下「見舞金」という。)は、海上勤務者が死亡又は遭難した場合にその遺族に対して交付するものとする。

(見舞金の額)

第4条　見舞金の額は、5万円とする。

(審査会)

第5条　見舞金の申請書が提出された場合又は海難の事実を確認した場合には、審査会を開催する。

(見舞金の交付決定等)

第6条　市長は、前条第3項の通知を受けたときは、申請者又は遺族に見舞金を交付するものとする。

(欠格)

第7条　見舞金は、申請者及び遺族が不正に申請し交付を受けた場合には、その全額の返還を命ずることができる。

(その他)

第8条　この要綱に定めるもののほか、見舞金に関し必要な事項は、別に定める。