R02.05.14 令和2年5月臨時記者懇談会

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令和2年5月臨時記者懇談会を開催し、次のとおりご説明申し上げました。

■はじめに

 本日は、コロナウイルス感染症対策予算を主とした市議会臨時会を前に記者懇談会を開催させていただきました。

 大変お忙しい中、ご出席いただいた各報道関係の皆さま方に感謝を申し上げたいと思います。

 ご存じのとおり、新型コロナウイルス感染症につきましては、4月16日から5月6日まで全国に緊急事態宣言が出され、引き続いて5月31日まで延長されましたが、本県におきましては4月20日以降、新規感染者が確認されていないことから、本日にも緊急事態宣言が解除される見通しであります。

 しかしながら、緊急事態宣言が解除されたとしてもすぐに以前の生活に戻ることは難しく、平穏な日常生活を取り戻したいという願いや一方では、新型コロナウイルスの感染が心配になる気持ちなどから、市民の皆様からも様々な意見があると思います。

 本市といたしましては、引き続いて、手洗い・うがいや、こまめな換気、3密の回避などの感染症予防のご協力をお願いしながら、疲弊した地域経済の回復を図るための緊急経済対策を行っていくこととしております。

 本日は、臨時議会の議案及び補正予算、本市独自の緊急経済対策について、発表させていただきたいと思います。

 どうぞよろしくお願いいたします。

■令和2年第2回臨時会の概要

 会期は5月19日、1日間で開催予定の令和2年第2回市議会(臨時会)の内容等について、ご説明いたします。

 今回の臨時会には、新型コロナウイルス感染症対策関係の税条例、国民健康保険税条例の一部改正や緊急経済対策補正予算など9件の議案を上程いたします。

■市独自の緊急経済対策

 本市独自の緊急経済対策につきまして、ご説明いたします。

 5月1日に先に発表させていただきました「コロナに負けるな!南さつま市緊急経済対策第1弾」といたしまして、「事業継続支援給付金」「宿泊事業者等支援給付金」「学生応援プロジェクト」の3つの事業に加えて、第2弾として新たに「飲食店2億円ジャンボ商品券」と「テイクアウトデリバリー利用促進事業」の2つの事業を加えて予算計上いたしました。

 私の方からは、新たに追加いたしました2つの事業について概略を説明させていただきます。

 一つ目は、「コロナに負けるな!飲食店2億円ジャンボ商品券事業」でございます。

 これは、緊急事態宣言以降、宴会や外食の自粛が進み、特に経営に苦慮している飲食サービス業の事業継続・経営安定を支援するために市独自のプレミアム商品券を発行し、消費拡大を図るもので、千円の商品券10枚、1セット1万円分の商品券を5千円で販売し、1世帯当たり2セットを上限に限定2万セット、額面で2億円分の事業となります。

 もう一つは、「テイクアウトデリバリー利用促進事業」でございます。

 これは、本市で展開している「南さつま市エール飯」掲載店舗で3店舗以上利用し、スタンプをもらうことで、そのスタンプカードが次回使える500円の商品券として利用できるものです。

 「飲食店2億円ジャンボ商品券」と合わせて利用いただくことで、市民の皆様に市内の飲食店を応援していただきたいと思います。

 今回、市独自の緊急経済対策第1弾、第2弾として4億2千万円余りの予算を計上させていただいております。

 今後とも、コロナウイルス感染症対策の状況に応じて、必要な緊急経済対策を打ち出してまいりたいと考えているところでございます。

 以上、臨時議会に上程しましたコロナウイルス感染症対策緊急経済対策にかかる主な事業について、説明をさせていただきました。