平成31年 年頭のあいさつ

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新時代を見すえたまちづくりへ

 新年明けましておめでとうございます。

 市民の皆さまにおかれましては、健やかに新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。

 昨年は、明治維新150年、大河ドラマ「西郷どん」で鹿児島が全国的に脚光を浴び、本市においても、島津日新公忠良没後450年のイベントの開催や、本市出身の大迫勇也選手が、サッカーW杯ロシア大会で活躍するなど、南さつま市を国内外へ広くPRできた大変すばらしい年となりました。

 また一方で、西日本豪雨や北海道胆振東部地震など、全国的に大規模な災害が多発しました。本市でも、台風による農作物の塩害や施設の損壊などにより、農業被害額は約1億円に達しました。今後は、国・県などの事業を活用し、被災された方々への支援に取り組んでまいります。

 さて、いよいよ平成が終わり、新たな時代を迎えます。本庁舎の耐震化工事は、外構工事を除く工事が今月で終わり、2月からはリニューアルされた庁舎で、市民にやさしい市役所として、本格的に業務が開始されます。

 自転車活用推進法の改正により、自転車がまちづくりのアイテムとして全国的に注目を浴びています。今後、広域的なサイクルツーリズム(自転車観光)推進に向けた取り組みを展開していきたいと思います。

 現在、企業誘致をはじめ、主に働き世代の移住・定住促進のため、各種施策を積極的に進めておりますが、過去5年間で約100件の子育て世帯が、補助金を利用した新築や住宅の購入を行うなど、着実に成果を上げております。

 今後も「第二次南さつま市総合振興計画」を基本に、健康寿命の延伸に努め、過疎の大波を押しのけ、本市の将来像「住みたい 働きたい 訪れたい 健康元気都市 南さつま」の創造のため、全力で取り組んでまいります。

 結びに、新しい元号のもと、皆さまが実り多き1年を過ごされることを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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市の方針・政策