子宮頸がん予防ワクチン接種勧奨の一時差し控え

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 厚生労働省においては、平成26年2月26日の検討部会において、前回に引き続き、接種にあたり注意すべき事項等について議論した結果、積極的接種勧奨の是非については、次回以降に改めて審議することとなりました。

【参照】 厚生労働省 (副反応検討部会) ホームページ

厚生労働省においては、平成26年1月20日の検討部会において、審議がなされた結果、積極的な接種勧奨の再開の是非について、引き続き検討することとしました。

審議結果(概要) ※厚生労働省からの情報提供資料

1月20日開催副反応検討部会.jpg左図をクリックすると拡大します(71KB/PDF形式)

厚生労働省においては、平成25年12月25日の検討部会において、審議がなされた結果、積極的な接種勧奨の再開の是非について、引き続き検討することとしました。

審議結果(概要) ※厚生労働省からの情報提供資料

1月20日開催副反応検討部会.jpg左図をクリックすると拡大します(114KB/PDF形式)

【参照】 厚生労働省 (副反応検討部会) ホームページ

厚生労働省においては、平成25年6月14日の検討部会において、子宮頸がん予防ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛(痛み、うずき)がワクチン接種後に特異的にみられたことから、この副反応の調査を行い、発生頻度等が明らかになるまでの間、接種対象の方(小学6年生〜高校1年相当年齢の女性)への積極的な接種勧奨を行わないこととしました。

厚生労働省子宮頸がん予防ワクチン関係 ホームページ

これから接種を希望される方・すでに接種を受けた方は、引き続き、以下の点にご留意ください。

子宮頸がんの予防接種について、南さつま市からの積極的な接種勧奨を一時的に差し控えます。

『積極的な接種勧奨』とは、定期予防接種の対象に接種を促すため、あらかじめ予診票等を送付することをいいます。

定期接種を中止するものではないため、接種を希望する方には従来どおり公費負担で接種が可能です。

接種にあたっては、ワクチンの有効性、リスク等についてご確認ください。

有効性

子宮頸がん予防ワクチンは世界保健機構(WHO)が接種を推奨し、多くの先進国では公的接種とされています。  

子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がん全体の50〜70%の原因とされる2種類(16型・18型)のヒトパピローマウイルス(HPV)に予防効果があります。16型HPVと18型HPVの感染やがんになる過程の異常(異形成)を90%以上予防できたとの報告があり、これに引き続いて起こる子宮頸がんの予防効果が期待されています。

●子宮頸がんは数年〜数十年にわたって、持続的にHPVに感染した後に起こるとされています

●子宮頸がん予防ワクチンは新しいワクチンのため、子宮頸がんそのものを予防する効果はまだ証明されていません

リスク

比較的軽度の副反応は、一定の頻度で起こることが知られています。

ワクチン接種後にみられる主な副反応としては、発熱や接種した部位の痛み・腫れ、注射の痛み・恐怖・興奮などをきっかけとした失神があります。

<ワクチンごとの主な副反応>

発生頻度

ワクチン:サーバリックス

ワクチン:ガーダシル

50%以上

注射部の痛み・発赤・腫れ、疲労感 注射部の痛み

10〜50%未満

痒み、腹痛、筋痛、関節痛、頭痛など 注射部の腫れ、紅斑

1〜10%未満

じんま疹、めまい、発赤など 注射部の痒み・出血・不快感、頭痛、発熱

1%未満

注射部の知覚異常、しびれ感、全身の脱力 注射部の硬結、手足の痛み、筋肉のこわばり、腹痛、下痢

頻度不明

手足の痛み、失神、リンパ節の炎症など 疲労、倦怠感、失神、筋痛、関節痛、嘔吐など

まれに重い副反応もあります。

副反応については、接種との因果関係を問わず、報告を集め、定期的に専門家が分析・評価しています。現在、因果関係は不明ながら、持続的な痛みを訴える重篤な副反応が報告されており、その発生頻度等について調査中です。なお、これまでに報告のあったその他の重い副反応については、以下のとおりです。

病気の名前主な症状報告頻度
アナフィラキシー呼吸困難、じんましんなどを症状とする重いアレルギー約96万接種に1回
ギラン・バレー症候群両手・足の力の入りにくさなどを症状とする末梢神経の病気約430万接種に1回
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)頭痛、嘔吐、意識の低下などを症状とする脳などの神経の病気約430万接種に1回

すでに接種を受けた方で、上記の副反応がみられる場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

副反応で、治療が必要になったり、障害が残るなどの健康被害が生じた場合には、救済が受けられます。