マイコブラズマ肺炎
どんな病気なの?
肺炎マイコプラズマによる細菌性の疾患で、学童を中心に発症します。
マイコプラズマ肺炎は、5類感染症定点把握疾患に定められており、基幹定点医療機関から毎週報告がなされています。
どんな症状があるの?
感染してから2〜3週間程度で発症します。初期症状としては、発熱、全身倦怠、頭痛などから始まり、その後、咳が始まります。咳は初めは乾いた感じで、徐々に強くなり、解熱後も長く続きます。嗄れ声、咽頭痛、中耳炎などを伴うこともあります。
病原体の排出は、症状の出る1週間ぐらい前から始まり、症状の出る時をピークに、6週間ぐらい続きます。
どうしたら感染するの?
主な感染経路としては、感染患者からの
飛沫感染 | |
接触感染 |
予防はどうしたらいいの?
感染患者との濃厚接触を避ける | |
手洗い・うがいの励行 |
その他
●マイコプラズマ肺炎に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)
●注目すべき感染症(感染症発生動向調査週報2011年第43週・国立感染症研究所感染症情報センター)