○南さつま市漁業集落排水処理施設条例

平成17年11月7日

条例第137号

(設置)

第1条 漁業集落の生活環境の改善、漁港及び公共用水域の水質保全を図るため、排水処理施設を設置する。

(名称及び排水処理区域等)

第2条 排水処理施設の名称、排水処理区域及び終末処理場の位置は、別表第1のとおりとする。

(定義)

第3条 この条例において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

(1) 排水処理施設 汚水を浄化して河川等に放流するため市が設置した汚水ます、排水管及び終末処理施設その他の施設の総体をいう。

(2) 使用者 汚水を排水処理施設に流入させ、これを使用する者をいう。

(3) 排水設備 汚水を排水処理施設に流入させるために必要な排水管、排除施設等で使用者が設置し、管理しなければならないものをいう。

(4) 排除施設 排水処理施設の機能を妨げ、又は損傷するおそれのある汚水による障害を除去するために必要な施設をいう。

(5) 雨水等 雨水及び屋外で使用する水道、井戸等の廃水をいう。

(6) 汚水 生活又は事業に起因するし尿及び生活雑排水をいう。

(供用開始の公示)

第4条 市長は、排水処理施設の供用を開始しようとするときは、あらかじめ供用を開始すべき年月日、排水処理区域その他必要な事項を公示しなければならない。公示した事項を変更しようとするときも、同様とする。

(代理人の選定)

第5条 使用者で市内に住所又は居住を有しない者は、この条例に規定する事項を処理させるため、市内に住所(法人にあってはその主たる事業所)又は居所を有する者のうちから代理人を定め、市長に届け出なければならない。代理人を変更したとき又は届け出た事項に異動があったときも、同様とする。

(排水設備の設置義務)

第6条 使用者は、排水処理施設の供用開始日から3年以内に排水設備を設置するように努めなければならない。ただし、市長がやむを得ない理由があると認めた場合には、この限りでない。

2 排水設備は、規則で定める施工基準によらなければならない。

3 排水設備の新設、増設又は改造(以下「新設等」という。)をしようとする者は、設置に要する費用を負担しなければならない。ただし、市長がその費用を市において負担することが適当であると認めたものについては、この限りでない。

(流入制限)

第7条 使用者は、雨水等を排水処理施設に流入させてはならない。

2 使用者は、水洗便器によるほかは、し尿を排水処理施設に流入させてはならない。

3 使用者は、排水処理施設を損傷し、その機能を妨げ、又はそのおそれがある汚水を排水処理施設に流入させてはならない。

4 市長は、排水処理施設に関する工事を施工する場合その他やむを得ない理由がある場合は、当該排水処理施設の使用を一時制限することができる。

(排水設備の工事)

第8条 排水設備の新設等をしようとする者は、あらかじめ市長に届け出て、排水設備の新設等に係る設計等について、承認を受けなければならない。承認を受けた事項を変更しようとするときも、同様とする。

2 前項の場合において、市長は、当該新設等の工事に関する利害関係人の承諾書の提出を求めることができる。

3 第1項の規定により申請した者は、当該新設工事等の完成の日から5日以内にその旨を市長に届け出て当該工事が構造基準に適合するものであることについて、当該職員による確認を受けなければならない。

(工事の施工等)

第9条 排水設備の新設等の工事の設計及び施工は、指定工事店(市長の指定を受けている工事業者をいう。以下同じ)によらなければすることができない。ただし、災害その他非常の場合において、市長が他の市町村長(地方公営企業法(昭和27年法律第292号)第7条の規定により置かれた下水道事業の管理者を含む。以下この項において同じ。)又は他の市町村長が指定をした指定工事店が排水設備工事を施工する必要があると認めるときは、この限りでない。

2 前条第1項の規定による承認を受けない排水設備の新設等の工事は、施工することができない。

3 指定工事店に関する事項については、市長が定める。

(使用開始等の届出)

第10条 使用者は、次の各号のいずれかに該当するときは、速やかに市長に届け出なければならない。

(1) 排水処理施設の使用を開始、再開、休止又は廃止するとき。

(2) 使用者の氏名又は住所に変更があったとき。

(使用料の徴収)

第11条 市長は、排水処理施設の使用者から使用料を徴収する。

2 使用料は、市長の発行する納入通知書により毎月徴収する。

(使用料の算定)

第12条 使用料及びその算定方法は、別表第2のとおりとする。

(手数料)

第13条 手数料は、次の各号の区別により、それぞれの申請者から徴収する。

(1) 第8条第1項の設計審査等手数料

ア 新設(新築等)又は全面改造工事 1件につき 5,000円

イ その他 1件につき 2,500円

(2) 第9条の指定をするとき 1件につき 10,000円

(使用料の軽減又は免除)

第14条 市長は、公益上その他特別の事情があると認めたときは、使用料を軽減又は免除することができる。

(使用の制限又は停止)

第15条 市長は、次のいずれかに該当するときは、使用者に対し排水処理施設の使用を制限又は停止することができる。

(1) 排水処理施設を破損するおそれがあるとき。

(2) 排水処理施設の機能を阻害するおそれがあるとき。

(3) 使用者が3か月以上使用料を納入しないとき。

(4) 前3号に掲げるもののほか、市長が管理上必要があると認めるとき。

(排水設備の切離し)

第16条 市長は、次の各号のいずれかに該当する場合で排水処理施設の管理上必要があると認めるときは、排水設備を切り離すことができる。

(1) 使用者が6か月以上所在が不明で、使用がないとき。

(2) 排水設備が使用停止の状態であって、将来使用の見込みがないと認めるとき。

(損害賠償)

第17条 市長は、使用者等が故意又は過失により排水処理施設に損害を与えたときは、その復旧に要する費用の全部又は一部を賠償させることができる。

(委任)

第18条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

(罰則)

第19条 次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の過料に処する。

(1) 第5条の規定による届出を怠った者

(2) 第7条第2項の規定に違反し、水洗便器以外よりし尿を流入させた者

(3) 第8条第1項の規定による承認を受けないで工事を実施した者

(4) 第8条第3項の規定による確認を受けなった者

(5) 第9条の規定に違反して指定業者以外の業者に工事を行わせた者

(6) 第10条の規定による届出を怠った者

2 偽りその他不正な行為により使用料の徴収を免れた者は、その徴収を免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当する額が5万円を超えないときは、5万円とする。)以下の過料に処する。

附則

(施行期日)

1 この条例は、平成17年11月7日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日(以下「施行日」という。)の前日までに、合併前の笠沙町漁業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例(平成11年笠沙町条例第21号)又は坊津町漁業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例(平成10年坊津町条例第21号)(以下これらを「合併前の条例」という。)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの条例の相当規定によりなされたものとみなす。

3 施行日前にした行為に対する罰則の適用については、なおそれぞれ合併前の条例の例による。

附則(平成20年9月30日条例第28号)

この条例は、平成21年1月1日から施行する。

附則(平成25年3月25日条例第18号)

この条例は、平成25年5月1日から施行する。

附則(平成26年1月15日条例第8号)抄

(施行期日)

第1条 この条例は、平成26年4月1日から施行する。

附則(令和2年3月18日条例第24号)抄

(施行期日)

1 この条例は、令和2年4月1日から施行する。

附則(令和6年3月19日条例第6号)

(施行期日)

第1条 この条例は、令和6年4月1日から施行する。

(経過措置)

第2条 この条例の施行日前に納期限の到来した歳入に関し発した督促状に係る督促手数料については、その督促状を発した日にかかわらず、なお従前の例による。

附則(令和7年9月29日条例第26号)

この条例は、公布の日から施行する。

別表第1(第2条関係)

処理施設の名称

排水処理区域

終末処理施設の位置

南さつま市笠沙町野間池地区漁業集落排水処理施設

南さつま市笠沙町片浦の一部(岬自治会・野間池自治会・山神自治会・魚路自治会の各自治会の一部)

南さつま市笠沙町片浦15325番地5

南さつま市坊津町坊泊地区漁業集落排水処理施設

南さつま市坊津町坊の一部(坊之浜自治会・下浜自治会・上之坊自治会・中坊自治会・上中坊自治会・鳥越自治会の各自治会の一部)

南さつま市坊津町泊の一部(小泊自治会・宇都自治会・町自治会・本珠院自治会の各自治会の一部)

南さつま市坊津町坊5601番地19

別表第2(第12条関係)

使用料表

1 南さつま市笠沙町野間池地区漁業集落排水処理施設

(2) 使用料の額は、1か月について下表の各区分に定める基本使用料に消費税額及び地方消費税額を加えた額と給水条例別表第1の水道料金に基づいて算定した額の合計額とする。

(3) 市上水道以外の水を使用した場合の額は、別に設置する量水器により、前項の規定の額に準じて、使用態様を勘案して市長が使用料を認定する。

区分

基本使用料

一般家庭

1,000円

公共施設

2,000円

事業所

2,000円

2 南さつま市坊津町坊泊地区漁業集落排水処理施設

区分

基本使用料

超過使用料(1m3につき)

汚水量

6m3まで

6m3を超え45m3まで

45m3を超える分

金額

1,239円

191円

96円

備考 使用料は、1か月についてこの表に定めるところにより算出した基本使用料及び超過使用料の合計額に消費税額及び地方消費税額を加えた額(その額に10円未満の端数があるときは、これを四捨五入した額)とする。

南さつま市漁業集落排水処理施設条例

平成17年11月7日 条例第137号

(令和7年9月29日施行)

体系情報
第8編 産業経済/第2章 農林水産/第6節 農業・漁業集落排水
沿革情報
◆ 平成17年11月7日 条例第137号
◇ 平成20年9月30日 条例第28号
◇ 平成25年3月25日 条例第18号
◇ 平成26年1月15日 条例第8号
◇ 令和2年3月18日 条例第24号
◇ 令和6年3月19日 条例第6号
◇ 令和7年9月29日 条例第26号