母と子の健康

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小児救急(応急手当)

ページ番号:E016424更新日:

応急手当

 もしもの時は、落ち着いて状況を見ることが大切です。子どもの事故や病気の際に、病院へ行くまでの間、家庭でできる応急手当を掲載します。

応急手当について

出血したとき


 たいていの場合は、傷口に清潔なガーゼや布を当ててその上を5分くらい圧迫すると止まります。
 多量に出血した場合でも、止血の方法は同じです。感染症防止のため、ゴム手袋やビニール手袋を利用するなどできるだけ、血液に直接触れないように注意しましょう。

頭部(頭・顔・首)からの出血
頭部は傷が浅くても血がたくさん出ます。出血しているところを清潔なガーゼや布を当てて圧迫しましょう。
023.gif 足や腕からの出血
出血しているところを清潔なガーゼや布を当てて圧迫しましょう。
023.gif 指から出血
出血しているところを清潔なガーゼや布を当てて圧迫しましょう。
(出血部分は心臓よりも高く上げる。)

やけどをしたら

023.gif すぐに流水で痛みがなくなるまで十分に冷やします。
023.gif 服を着たままでも、かまわず冷やしましょう。(からだの冷やし過ぎに気をつけましょう。)

骨折したとき

 骨折したかどうかは、分かりにくいものです。子どもが次の様子だったら、骨折か内臓損傷が疑われます。

いつまでも痛がって泣く。
023.gif打ったところを動かせない。
023.gifはれたり、青黒くなる。
023.gif吐き気、嘔吐がある。
023.gif血尿が出る。
023.gif顔色が悪い。

異物を飲み込んだら

おもちゃなどの異物を飲み込んだ場合

呼吸さえしっかりしていれば慌てる必要はありませんが、医師の診察を受けましょう。
飲み込んだ物が詰まっているときは、

(1)意識があるとき
子どもを図のようにしてひざにのせて、背中の真中(肩甲骨と肩甲骨の間)を手の付け根で4〜5回連続してたたく。

   
1歳未満の場合 1歳以上の場合

(2)意識がないとき
 すぐに助けをよび、119番通報して心肺蘇生を行う。

薬や洗剤などを飲み込んだ場合

 飲み込んだものにより治療が異なるので、現場の薬ビンなどを持って、急いで医師の診察を受けることが大切です。

対応が分からないときは、医師や「中毒110番へ」(一般向け)
(財)日本中毒情報センター

●大阪中毒110番 TEL  072−727−2499 無料(365日/24時間対応)
●つくば中毒110番 TEL 029−852−9999 無料(365日/9時から21時対応)
●タバコ誤飲専用回線 TEL 072−726−9922 無料(365日/24時間対応)

熱が出たら

 熱があっても元気であれば、静かな部屋に寝かせ、食欲があれば消化のよい高カロリーのものを食べさせたりして様子をみましょう。
 しかし次のような場合はすぐに医師にみせましょう。

023.gif ぐったりして目の輝きがない。
023.gif 顔色が悪く、唇が紫色になっている。
023.gif 呼吸が苦しそうで鼻がピクピクしている。
023.gif 嘔吐と下痢をくりかえす、頭痛やひきつけが続く。
023.gif 意識がにぶい、又は意識がない。

熱性けいれん

 「熱性けいれん」は小児だけに起き、熱がある時30人に2人の割合で起こるひきつけで、命にかかわる病気ではありません。たいていは2分〜3分で治まります。5分以内であれば心配はいりません。けいれんが治まってから、かかりつけ医の診察時間に受診して下さい。5分以上続くときは、119番通報しましょう。


熱性けいれんが起こったら、

023.gif 慌てない。
023.gif 吐いたものをのどに詰まらせないよう横向きに寝かせ、首まわりの衣服をゆるめる。
023.gif 物を口に入れたり、体をゆすってはいけない。
023.gif あとで医師に何分続いたか、けいれんは体全体か一部かを教えられるよう落ち着いて 観察する。

熱中症

 熱中症は体の熱と外気の熱とのバランスがくずれて引き起こされる障害で、脱水症状、筋肉のけいれん、めまいなどが起こります。十分な休息と水分の補給により予防してあげましょう。

023.gif 涼しい場所へ移動し、衣類をゆるめ楽にする。
023.gif 体を冷やす。(冷やしすぎに気をつける)

鹿児島県小児電話相談等

030.gif鹿児島県小児救急電話相談

 鹿児島県では、夜間における子どもさんの急な病気について、看護師等が応急処置や医療機関の受診の必要性などの助言を行う「鹿児島県小児救急電話相談」を実施しています。

●相談対象者 概ね15歳未満の子どもの保護者等
●受付時間 平日・土曜日 19時~翌朝8時
日曜日・祝日・年末年始 8時~翌朝8時
●相談窓口の電話番号 ・「#8000」番 (又は099−254−1186)
・携帯電話からも利用可能

※ダイヤル式電話・光電話・IP電話及び市外局番が「0986」の地域の固定電話からは「099−254−1186」におかけください。

030.gifこどもの救急

 日本小児科学会の「こどもの救急」では、夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか、判断の目安を提供しています。

●対象者      生後1か月から6歳までの子ども

●HPアドレス   077.gif http://kodomo-qq.jp (外部サイトへリンク)