輝津館「海洋教育」事業 「海の魚研究室」を開催しました!

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輝津館「海洋教育」事業

「海の魚研究室」を開催しました!

 2019年1月18日(金)、輝津館「海洋教育」事業の第13弾として「海の魚研究室」(主催:南さつま市坊津歴史資料センター輝津館)を開催しました。日本財団の助成を受け、日本海事科学振興財団(船の科学館)が公募する、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の支援対象事業です。

 この日は、南さつま市坊津歴史資料センター輝津館と坊津町内海岸での学習活動(授業)を実施し、坊津学園8年生15名と関係者、計20名が参加しました。

 授業では、テキストとして使用する『南薩摩の魚類図鑑―海辺の魚類・生態ハンドブック―』を手に、まずフィールドワークとして、バスで坊津町内の各所の海岸地帯を訪れ、講師の岩坪洸樹先生(鹿児島水圏生物博物館代表理事)の指導のもと、実際に海岸を見学しながら、様々な魚類たちが暮らす坊津の多様な海岸環境について学びました。続いて、坊津歴史資料センター輝津館2階の多目的利用室に移動し、室内での岩坪先生による授業を行いました。

 輝津館での授業では、講師の岩坪先生から、南薩摩の海岸環境として、「漁港」・「岩礁・サンゴ群」・「砂浜」・「マングローブ(汽水域)」・「河口(汽水域)」・「山と海」という6つの環境テーマと、それぞれの環境テーマに関係する14種の魚類の生態について学びました。次に、岩坪先生の指導のもと、ワークシートを使って魚類の形態的特徴を記録するなど、一般的には大学生などが学ぶような、魚類の分類方法の学習にもチャレンジしました。

 授業では、こうした多様な魚類を育む海岸環境の重要性などにも話題が及び、参加した生徒たちは、興味深く講師の話に聴き入っていました。

 また、授業の終盤では、『麑海魚譜―東京国立博物館所蔵銅版手彩色本・描かれた鹿児島の海洋生物―』をテキストとして、坊津歴史資料センター輝津館の担当講師(橋口亘)から、明治時代に作成された『麑海魚譜』について学び、海洋生物に対する調査研究の歴史の一端に触れました。

 今回の活動は、南薩摩の海に棲む魚類の種類や生態、魚たちが暮らす海の環境、その大切さ、海洋生物に関する調査研究の歴史等について学ぶ良い機会になりました。

(今回の活動は、坊津学園の「坊津学」授業も兼ねて実施されました)

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【海の魚研究室】 (263KB_PDF形式)