自然農法体験学校ありのまま分校

ありのまま分校事業

　南さつま市は、健康元気都市「南さつま」を目指し、食を通した健康づくりを推進する中で、農薬や化学肥料を一切使用しない自然農法・有機農業に関する市民・消費者への情報発信及び人と環境にやさしい農法の学習機会の創設、さらには新たに自然農法に取り組む生産農家や新規就農者の育成を図り、自然農法・有機農業の普及・推進を図ることを目的とし、事業を実施しています。
　本事業の中で、観察する力を養いながら土づくりから自家採種まで基本的な栽培管理を習得し、美味しく安心・安全で健康な野菜づくりを目指し、軽度の農作業を通して健康増進を図り、年間スケジュールを体験して農業や環境、健康への意識の高揚を図っています。


第一回　入校式	入校式

実習について

　鹿児島県立加世田常潤高等学校の校外圃場を利用し年間約20回の実習を行っております。その他にも加世田、大浦の圃場で大豆や水稲等を作っており、すべての圃場で農薬に頼らず草性の堆肥のみを利用して栽培を行っております。
　実習には農業に興味がある方、子供連れの方、家庭菜園をされている方、農家の方など幅広い年齢層、職種の方に参加いただき、一緒に植え付け、収穫などを行っております。
　農業実習以外にも自分たちで作った野菜の販売、自分たちが作った大豆を使った味噌づくり、先進地研修を行っております。料理教室や小学生以下の子供たちに対して植え付け体験、収穫体験を実施しています。