オリーブ

オリーブ推進事業

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オリーブ推進事業

 南さつま市は、温暖な気候条件や地域の特性を最大限に活かした多種多様な農業生産が展開されている一方で、近年、就業者の高齢化に伴う減少や遊休農地の増加がみられてきています。そこで、地産地消の推進、少量多品目農業や、長命草などの新品目導入など、新たな産業をおこすまちづくりを進めています。

 そのような中、新たな産業おこしの一環として、全国的に注目されているオリーブ栽培の可能性について検証していたところ、平成25年に本市出身の農業生産法人寺田農園㈱より、オリーブ栽培、苗木寄贈の提案をいただき、共同栽培及び技術連携に関する協定を締結したことがきっかけになります。

 優れた健康機能を持つオリーブを、本地域の特産品化を目指し推進することで、新産業の創出、既存特産物との相乗効果、新たな農業者の発掘、高齢者の生きがいと健康づくりなど、様々な形で、地域振興を図っています。

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栽培について

 平成25年4月、砂丘の杜きんぽうにオリーブ実証圃として植栽。平成26年から栽培面積の拡大を図るため、オリーブ苗木導入費の半額助成を開始。平成27年5月には、㈱九電工鹿児島支店よりオリーブ苗木1,000本の寄贈があり、年次的に栽培面積・本数・生産者が増えてきています。平成28年には新たに加世田武田志風原に実証圃を設置。平成31年3月末現在で、10haに13品種、4,000本のオリーブが植栽されています。

(平成31年3月時点:生産者73名・共同研究機関4団体)

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南さつまオリーブ共和国協議会の設立

 平成27年4月に、実証圃での栽培研究・品種選定・講師招聘による講習会などを行いながら、本市に合った栽培技術の確立、栽培の基礎づくりを進めるとともに、オリーブ関連情報発信などの啓発普及、オリーブオイル、新漬、既存の特産品にオリーブオイルを使用した加工品開発などを包括的かつ効率的に進めるために、各種関係機関・団体で構成する「南さつまオリーブ共和国協議会」を設立し、3部門の省庁(専門部会)で栽培推進、啓発普及、加工・開発などについて事業を展開しています。

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栽培推進庁

●オリーブ栽培マニュアル作成(栽培暦・防除履歴管理表・病害虫対策)

●講師招聘による栽培技術講習会(栽培管理・剪定・加工品開発)

●生産者圃場巡回によるアドバイス

●実証圃2ヵ所による栽培技術研究(肥培管理・病害虫防除)

●南さつま市オリーブ苗木導入支援事業補助金

●植栽講習会

●先進地視察研修

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啓発普及庁

●南さつまオリーブ共和国協議会ロゴマーク・リーフレット作成

●市民向けのオリーブセミナー

●イベントブース参加による普及活動

●広報誌・SNSでの活動報告

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開発・加工推進庁

●オリーブ新漬製造販売・講習会    ●既存特産品にオリーブオイルを使用した加工品開発

●南さつまオリーブ共和国協議会オリーブアドバイザーによる加工品開発サポート

●ふるさと納税や商談会による販路開拓支援

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