令和8年9月議会 諸般の経過及び当面する市政の諸課題について

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令和8年9月議会において、次のとおり報告いたしました。

 7月の熊本地震、8月の千葉、北陸地方の豪雨、台風18号による沖縄、奄美地方の大規模な断水・停電など、各地で自然災害が猛威を振い、甚大な被害がもたらされました。

 亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。そして、一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。

 熊本地震につきましては、本市といたしましても、当日の夜には高規格救急車を八代市へ出動させるなど、消防職員10名を派遣するとともに、8月1日には私を含め8名で、飲料水やカップ麺等の物資を同市に届け、小野八代市長にお見舞いを申し上げました。

 また、8月12日から18日にかけて、水道課職員及び市管工事業協同組合の14名が氷川町の水道復旧支援を行い、8月14日から21日にかけては、職員4名を八代市に派遣しました。今後も職員16名が数班に分かれ、11月までに順次、同市の避難所運営支援業務等に従事する予定であります。

 さらに、地震発生以降、鹿児島県でも宿泊のキャンセルが延べ約11万人に達するなど、九州各地で観光産業を中心に大きな影響が出ていることから、8月17日には、全国市長会副会長及び鹿児島県市長会会長として、九州市長会会長の大西熊本市長とともに、被災者の生活再建の後押しや公共土木施設・ライフラインの早期復旧に加え、九州新幹線の一部運休に伴う宿泊キャンセルなど観光産業への対策を 、木原官房長官をはじめ関係大臣へ要請してまいりました。今後も、熊本地震に対する様々な支援と必要な要望活動を続けてまいります。

 また、台風シーズンを迎えていることから、本市におきましても、災害に対して万全の備えをするとともに、緊張感を持って、防災・減災に努めてまいります。

 令和8年産早期水稲につきましては、大雨の影響が少なかったことや梅雨明け後の安定した晴天もあり、高品質で、平年並みの収穫量となりましたが、昨年までのコメ不足による反動で民間在庫が全国的に増加したこともあり、令和7年産と比較して2割から3割程度の安値での取引となりました。

 今夏の少雨による農作物への影響につきましては、果樹において、小玉傾向が懸念され、また、露地野菜においても、地域によっては、塩分濃度の上昇により、農業用水の確保に苦慮している圃場も見られます。今後の天候や生育状況を注視しながら、引き続き状況の把握及び対策に努めてまいります。

 本市のふるさと納税につきましては、寄附額が前年比90.7%の49億8,312万円となり、県内で3番目、全国では36番目となりました。

 全国の多くの皆様からご寄附をいただいておりますことに、心より感謝申し上げますとともに、寄附者の意向を踏まえつつ、大切な財源として活用させていただきます。

 万世特攻平和祈念館につきましては8月、特別企画展として関東出身の特攻隊員の方々が遺された遺書・手紙の紹介があり、毎週日曜日には祈念館職員による特別講話を行いました。

 また15日には、終戦の日特別企画として、朗読家浜本(はまもと)麗歌(れいか)さんと市内外の高校生による朗読会に251名の方が来館され、若き隊員の方々が家族に宛てた最期の手紙の朗読に、熱心に聞き入っていました。

 7月23日に開催された竹田神社夏祭りにつきましては、水車からくりや士踊(二才踊・稚児踊)の奉納のほか、いろは歌ふれあい散策フェスタや奉納相撲大会などが行われ、多くの見物客で賑わうとともに伝統行事の継承が図られました。

 次回、40回目を迎える2027吹上浜砂の祭典につきましては、7月13日に開催された実行委員会役員会において、令和9年5月2日から4日までの3日間、「まちなか」で開催することを決定しました。

 公共交通政策につきましては、鹿児島空港直行バスの実証運行をお盆の期間を中心に実施し、利用者アンケートの集計・分析を進めております。

 今後は、シルバーウイーク及び年末年始にも実証運行を予定しており、それらの結果も踏まえ、次年度以降の運行に向けて交通事業者との協議を進めてまいります。

 自動運転実証事業につきましては、国の補助制度の見直しにより、これまで活用していた補助制度では車両購入等が補助要件となったことから、車両購入を伴わずに実施可能な別の補助制度を活用し、年末頃から約1か月間の実証を予定しております。

 公共ライドシェアの運転手及び地域でのバレーボールの指導を担う地域おこし協力隊につきましては、これまで従事していた隊員が、プロ契約に伴い退任したことから、フラーゴラッド鹿児島の元選手の方を後任として、本日付けで採用しました。引き続き地域交通の維持・確保と地域スポーツの振興に取り組んでまいります。

 指定ごみ袋につきましては、5月以降、手に入りにくい状況が続いていたことから、「もやせるごみ」を透明な袋でも排出できる臨時措置を、6月29日から8月29日まで実施しました。

 旧加世田市内中学校の在り方につきましては、在り方検討委員会からの答申を受け、「旧加世田市内に一つの新しい中学校を造る」という考え方について、これまで小中学校保護者、教職員、未就学児保護者を対象に意見の集約を行っており、地域住民につきましても9月以降に実施してまいります。これらの意見を踏まえ、年度末に向けて一定の方向性を示したいと思います。

 学びの未来創造センター「みらいてらす」につきましては、9月下旬の工事完了後、備品の搬入や移設作業を行い、11月1日からは新庁舎での運用を開始する予定であります。

 交通安全こども自転車大会につきましては、県大会を制した益山小学校が8月10日、東京ビッグサイトで開催された全国大会に出場し、団体戦で11位となりました。

 南さつま市消防操法大会につきましては7月12日、自動車ポンプの部に4方面隊から10分団が出場し、金峰方面隊第2分団が優勝しました。8月28日には県大会に川辺支部代表として出場し、11支部中7位でした。

 国内交流につきましては、7月27日から30日にかけて、本市と包括連携協定を結ぶ学校法人玉川学園の生徒・教員等33名が訪れ、学園創立者、小原國芳氏出身の坊津町久志地区住民との交流等を行いました。

 また、9月19日から21日まで旭川市で開催される「北の恵み あさひかわ食べマルシェ2026」におきましては、本市からは黒豚や本格焼酎、農産物等含め、8事業者が出店を予定しております。今後も、両市の経済の活性化を図り、姉妹都市として様々な形で持続的な交流を行ってまいります。