子どもの予防接種

子どもの予防接種

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 子どもは発育と共に外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。感染症の発生状況や、かかりやすい年齢などを考慮して、標準的な接種時期の中で、できるだけ早期に接種を済ませましょう。

定期予防接種と任意予防接種

予防接種委託医療機関

定期の予防接種通知書(予診票)の配布時期及び方法

標準的な接種スケジュール

別の予防接種を受ける場合の接種間隔

予防接種ごとの説明

健康被害救済制度

定期予防接種と任意予防接種

 予防接種には、予防接種法という法律に定めがある「定期の予防接種」と法律に定めのない「任意の予防接種」と呼ばれる、大きく2つのグループに分類され、それぞれ以下のような特徴があります。

定期の予防接種 任意の予防接種
概要 法律に定めがあり、予防接種の種類、対象者及び期間等が規定されている予防接種 法律に定めがなく、希望する人が接種する予防接種
接種費用 無料 (全額公費負担) 費用助成一部あり
予防接種の種類(令和6年41日現在) B型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、五種混合(四種混合+ヒブ)、BCG、ロタウイルス、MR(麻しん・風しん混合)、水痘(水ぼうそう)、日本脳炎、二種混合、子宮頸がん おたふくかぜ、インフルエンザ
※このほかに定期の予防接種で、対象年齢を過ぎてしまった場合なども含まれる
接種の勧奨 あり(接種時期に合わせて本市では以下の時期に通知) なし
重篤な健康被害が起きた場合の救済制度 国の専門機関によって、予防接種との因果関係が認められると、予防接種の法律に基づいた救済制度の対象となる 個人の申請により、予防接種との因果関係が認められると、医薬品の法律に基づいた救済制度の対象となる

予防接種委託医療機関

 南さつま市では予防接種法に基づき、定期の予防接種を市内の委託医療機関で実施しています。 医療機関によっては、接種できる曜日や時間の設定をしている場合がありますので、必ず予約をして受診するようにしましょう。

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 ※画像をクリックすると拡大します。

 令和6年度 南さつま市乳幼児予防接種協力医療期間一覧 (PDF形式)

 接種の際は、予診票、母子健康手帳、健康保険証をお持ち下さい。(任意予防接種の予診票は医療機関にあります)

 定期予防接種は市外でもできますが、県外の場合や契約外の医療機関での接種は別途手続きが必要です。

里帰り等により県外(市外)において接種を希望する方へ

 県内で手続きなしで接種可能な医療機関一覧は下記からご確認ください。

定期予防接種相互乗り入れ協力医療機関 (外部サイトへリンク)

定期の予防接種通知書(予診票)の配付時期及び方法

 本市では、標準的な接種対象年齢(月齢)に合わせ、お子様の定期の予防接種通知書(予診票)を配付しています。

 お手元に届いたら、まず名前と内容物を確認し、不足等がある場合には、子ども未来課 母子保健係(電話:0993-76-1541)にお問い合わせください。

 配付時期については、以下の表をご覧ください。(令和641日現在)

配布時期 予防接種の種類 配布方法
生まれた月の翌月の下旬 BCG、五種混合、小児用肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルス 個別に郵送
※混在を防ぐために兄弟姉妹であっても別の封筒で送付します。ご了承ください。
1歳となる前月 MR(麻しん・風しん混合)1期、 水痘(水ぼうそう)
3歳となる前月 日本脳炎第1期(追加接種は2回接種終了1年後に別途送付)
6歳(幼稚園等の年長)となる年度当初 MR(麻しん風しん混合)第2期
9歳となる前月 日本脳炎第2
小学校6年時となる年度当初 二種混合
小学校6年時となった6月下旬 子宮頸がん

※ 転入者については、接種履歴を確認いたしますので、母子手帳をお持ちのうえ子ども未来課 母子保健係(ふれあいかせだ)までお越しください。

標準的な接種スケジュール

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※画像をクリックすると拡大します。 

令和6年度 母子保健のしおり(予防接種) (PDF形式)

 上記の接種スケジュールプランは、「定期接種実施要領」、国立感染症研究所感染症疫学センターの示す予防接種スケジュールに基づいています。

 お子様の体調、病気の流行状況、接種医療機関の予約状況等により、スケジュールが前後する場合があるため、必ず主治医と相談して決めましょう。

【参考】

国立感染症研究所のホームページ (外部サイトへリンク)

Know VPD!のホームページ (外部サイトへリンク)

別の種類の予防接種を受ける場合の接種間隔

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※画像をクリックすると拡大します。

予防接種ごとの説明

<定期予防接種>

回数 対象年齢 標準的な接種時期と間隔
B型肝炎
3回 生後2ヶ月~生後1歳未満 生後2か月 生後3カ月 生後78ヶ月
1回目接種終了後27日以上あけて2回目接種
1回目接種修了後139日以上あけて3回目接種
ヒブ
初回3 生後2ヶ月~5歳未満 生後27か月(接種月齢で接種回数が異なります)
・生後12か月に至るまでに27日以上の間隔をおいて3回接種(初回接種)
追加1 3回目から713月の間に1回追加接種
小児用肺炎球菌
初回3 生後2ヶ月~5歳未満 生後27か月(接種月齢で接種回数が異なります)
・生後24か月に至るまでに27日以上の間隔をおいて3回接種(初回接種)
追加1 3回目から713月の間に1回追加接種
五種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ) ※四種混合+ヒブ
初回3 生後2ヶ月~76ヶ月 生後2ヶ月~12ヶ月
20日~56日の間隔をおいて3回接種
追加1 ・初回3回目から1218か月の間隔をおいて1回追加接種
BCG
1回接種 1歳未満 生後58ヶ月未満
ロタウイルス
ロタリックス(2)
ロタテック(3)
※どちらかを選択します。
ロタリックス:生後6週~24
ロタテック:生後6週~32
※いずれも1回目の接種を生後146日までに
MR(麻しん・風しん混合)
1期1 1歳~2歳未満 1歳になったら早目に接種
2期1 小学校就学前の1年間
水痘(水ぼうそう)
2回 1歳~3歳未満 1回目生後12ヶ月~15ヶ月未満で接種
1回目接種後6ヶ月から12ヶ月の間隔をおいて2回目を接種
日本脳炎
1期初回2 3歳~76ヶ月未満 初回接種3歳~4
6日以上の間隔をおいて2回接種
1期追加 ・初回接種から1年以上の間隔をおいて1回接種
2期1 9歳~13歳未満 9歳~10
特例対象者 平成1941日以前生まれの方は、20歳未満までに接種回数(4)の不足分を接種可。
二種混合(ジフテリア・破傷風)
1回 11歳~13歳未満 11歳~12
子宮頸がん
3回 小学校6年生~高校1年生相当年齢の女性 中学校1年生の間
1回目から1月又は2月後に2回目
1回目から6月後に3回目
*ワクチンの種類により接種間隔が異なります。
キャッチアップ対象者 高校2年生相当年齢~平成941日以降生まれの女性令和7331日まで

<任意予防接種>

おたふくかぜ予防接種費用の全額、乳幼児インフルエンザ予防接種費用の一部助成をします。

この予防接種は予防接種法に基づかない任意の予防接種です。

回数 対象年齢 助成内容
おたふくかぜ
1期1 1歳~2歳未満 〇全額助成
期間中に医療機関に予約し、下記のものを持参してください。
・母子健康手帳
・健康保険証など住所のわかるもの
※予診票は医療機関のものを使用
2期1 小学校就学前の1年間
乳幼児・小学生のインフルエンザ
毎シーズン2
経鼻接種は1
生後半年~小学6年生
経鼻接種は3歳以上
〇定額助成
2,000円×2
(経鼻接種は4,000円×1回)
※差額は自己負担
期間中に医療機関に予約し、下記のものを持参してください。
・助成券
・母子健康手帳
例年9月に助成券を発送します。実施期間については通知内容をご確認ください。
妊婦のインフルエンザ
毎シーズン1 妊娠中の方
※期間中でも産後は助成対象になりません。
〇定額助成2,000円×1
※差額は自己負担
期間中に医療機関に予約し、下記のものを持参してください。
・助成券
・母子健康手帳
例年9月に助成券を発送します。実施期間については通知内容をご確認ください。
必ず産科主治医に接種をご相談ください。

健康被害救済制度

 予防接種を受けたあと、接種局所のひどい腫れ、高熱、ひきつけなどの症状があった場合には、医師の診察を受けてください。

 ワクチンの種類によっては、極めてまれ(百万から数百万に1人程度)に脳炎や神経障害などの重い副反応が生じることもあります。このような場合に厚生労働大臣が予防接種法に基づく定期の予防接種によるものと認定したときは、予防接種法に基づく健康被害救済の給付の対象となります。

 また、任意の予防接種で健康被害を受けた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (外部サイトへリンク)法に基づく救済を受けることになりますが、予防接種法と比べて、救済の対象、金額等が異なります。

 もし、予防接種をした後に、重症な健康被害が発生した場合には、接種した医師に診察していただくとともに、子ども未来課 母子保健係(電話:0993-76-1541)へお問い合わせください。

QA

 予防接種の疑問につきましては、こちらのQ&Aをご活用ください。予防接種に関するQ&A集(一般社団法人日本ワクチン産業協会のホームページ) (外部サイトへリンク)

問い合わせ先
南さつま市役所 市民福祉部 子ども未来課 母子保健係
電話 0993−76−1541