子どもの予防接種

妊婦向けのRSウイルスワクチンを令和8年4月1日から公費で接種できるようになります

ページ番号:E044241更新日:

定期予防接種制度について(令和8年4月1日~開始予定)

対象者

接種日に南さつま市に住民登録がある、妊娠280日~366日の妊婦

接種回数

妊娠ごとに1回

接種するワクチン

組換えRSウイルスワクチン(商品名:アブリスボ)

接種費用

原則無料(公費接種) ※ただし制度開始前の接種は対象外です。

持ち物

母子健康手帳(妊娠中の赤ちゃんのもの)

予防接種予診票(制度開始時点で対象の方は3月中下旬に送付予定です)

実施医療機関

調査中

まずは妊婦健診を受診している医療機関にご相談ください。

注意点

RSウイルス母子免疫ワクチンは、出生の14日前までに接種することで抗体が胎児に移行するとされています。接種後14日以内に出生した乳児における有効性は、確立していないことから、妊娠386日までに出産を予定されている場合は、医師へ相談してください。

・県外医療機関など、南薩医師会や鹿児島県医師会に加入していない医療機関で接種を受けるには事前に手続きが必要です。里帰り出産を予定している方は特にご注意ください。

県外(市外)において定期予防接種を希望する場合

接種を受けられない方

 以下の方は、接種を受けることができません。

・この予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーを呈したことがある方

・その他、予防接種を行うことが不適当な状態にあると医師が判断する方

 また、以下のような場合は接種を受けることができませんので、治ってから受けるようにしてください。

・発熱している。

・重篤な急性疾患にかかっている。

接種に注意が必要な方

 以下の方は、接種にあたって注意が必要なので、あらかじめ医師に相談してください。

・心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方

・これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方

・けいれんを起こしたことがある方

・免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方

・組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方

・妊娠高血圧症候群の発症リスクが高いと医師に判断された方や、今までに妊娠高血圧症候群と診断された方

・血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方

RSウイルスについて

RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6ヶ月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。生後1歳までに50パーセント以上が、2歳までにほぼ100パーセントの乳幼児が少なくとも一度は感染する、とされています。

主な症状

RSウイルスに感染すると、2から8日の潜伏期間(症状のない期間)を経て、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。初めて感染した乳幼児の約70パーセントは、上気道炎の症状が数日続いた後、快方に向かうと報告されています。約30パーセントは重症化し、強い咳やゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴、呼吸困難、さらに気管支炎などの症状が増加します。

この他RSウイルスについて詳しく知りたい方は厚生労働省のホームページをご覧ください。

RSウイルス感染症(五類・定点) (外部サイトへリンク)

ワクチンについて

ファイザー社製組換えRSウイルスワクチン「アブリスボ」を使用します。

組換えRSウイルスワクチンのうち、アレックスビー(GSK社)は母子免疫ワクチンとして用いることはできません。また、「シナジス」や「ベイフォータス」などの抗体製剤は定期接種の対象外です。

ワクチンの効果

妊婦の方が妊娠中に接種することにより、出生後の乳幼児のRSウイルス感染による下気道感染症(肺炎・気管支炎等)に対する予防効果が認められています。

アブリスボは母子免疫ワクチンです。赤ちゃんは生後数か月の間は、体内で十分な量の抗体をつくることができず、免疫機能が未熟です。一方で、赤ちゃんが感染症にかかりにくいのは、胎盤やへその緒を通じて抗体の一部を受け取って生まれてくるためです。このことを「母子免疫」といいます。この仕組みを利用し、妊婦さんにRSウイルスワクチンを接種することで、お母さんの体内で抗体が作られ、その抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行し、赤ちゃんのRSウイルス感染症を予防します。

ワクチンの安全性(副反応等)

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシーがみられることがあります。

なお、ワクチン接種による妊娠高血圧症候群の発症リスクに関して、海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したという報告もあるものの、日本の薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧の発症リスクは増加しませんでした。

接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。

発現割合 主な副反応
10%以上 疼痛※(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%)
10%未満 紅斑※、腫脹※
頻度不明 発疹、蕁麻疹

 ※接種した部位の症状

この他RSウイルスについて詳しく知りたい方は厚生労働省のホームページをご覧ください。

RSウイルスワクチン (外部サイトへリンク)

問い合わせ先
南さつま市役所 市民福祉部 子ども未来課 母子保健係
電話 0993-76-1541