決議等
番号等 | 件 名 | 議決年月日 | 議決結果 |
決議案 第1号 |
ロシアのウクライナ侵攻に強く抗議し、平和的手段による早期解決を求める決議 | R4.3.23 | 原案可決 |
ロシアのウクライナ侵攻に強く抗議し、平和的手段による早期解決を求める決議
ロシア・プーチン政権は、2月24日にウクライナへの軍事侵攻を開始した。
国連憲章では、「主権の尊重」「領土の保全」「武力行使の禁止」「紛争の平和的解決」「平和に対する脅威」「平和の破壊及び侵略行為に関する行動」などについて規定しており、今回のロシアによる行動が国連憲章違反の侵攻であることは明白である。
ウクライナ国民の平和と命を踏みにじり、戦争の20世紀から平和の21世紀とかつて言われたことに反する極めて恐ろしい行為である。しかもその行為を、国連安全保障理事会の常任理事国たるロシアが行い、大統領自ら核兵器による威嚇まで行っているのは、言語道断である。唯一の被爆国であり、南さつま市にも被爆者が相当数おられることからも看過できない。
ロシア国内でも平和を求めるデモ等が起きているが、武力をもってこれを鎮圧して多くの逮捕者を出し、政権に反する報道も刑事罰をもって弾圧するなど、いわゆる先進国としては、とても考えられないことである。
よって本市議会は、ロシアによるウクライナへの前時代的侵攻に強く抗議するとともに、全ての軍隊を完全に撤退させること及び誠実に国際法を遵守し、平和的手段による早期解決を図るよう強く求めるものである。
以上、決議する。
令和4年3月23日
鹿児島県南さつま市議会