本市では、公共工事の入札の透明性・競争性の向上を図るため、これまで条件付一般競争入札や総合評価方式試行の導入などを実施してきましたが、今後より一層の透明性・競争性の向上を図るとともに、技術と経営に優れた建設業者の育成、公共工事の品質確保の観点から、次のとおり入札制度の見直しを行います。
1 見直しの内容
(1)入札時における工事費内訳書の提出について
競争入札に付する全ての建設工事について、工事費内訳書の提出を義務付けます。
(2)条件付一般競争入札制度の拡大
条件付一般競争入札制度の対象工事を、設計金額130万円以上に拡大します。対象となる工事は、格付を行う土木一式、建築一式、舗装及び管工事です。ただし、災害復旧その他特別な理由がある場合については、この限りではありません。
(3)予定価格の事後公表の拡大
予定価格3,000万円以上の工事で行っていた予定価格の事後公表を、予定価格1,000万円以上の工事に拡大します。
(4)指名業者の公表時期の見直し
指名競争入札における指名業者の公表時期を、事前公表から事後公表に改めます。
(5)入札情報の公表方法について
建設工事及び測量・コンサルタント等の入札情報(入札案件情報・閲覧図書等・入札結果情報)を、市ホームページ及びかごしま県電子入札システムの「入札情報サービス(工事・委託)」に掲載します。原則として、閲覧図書等を市役所閲覧室での閲覧には供しません。
2 見直しの時期
平成27年4月1日から実施