都市計画

3D都市モデルの取組(Project PLATEAU)

ページ番号:E029666更新日:

3D都市モデル(Project PLATEAU)について

 令和6年度に加世田用途地域(6.24㎢)を対象に3D都市モデルを整備します。

1seibi20240603toshi3D.jpg

<整備エリア図>

※画像をクリックすると拡大します。

3D都市モデルとは

 「3D都市モデル」とは、現実のまちに存在する建築物や道路等の様々なものを3次元で表現し、仮想空間で表現したものになります。

 また、これまでの3次元データと異なり、建物の用途や高さ等の情報を与えることができるため、ただ見るだけではなく、様々な分野でのシミュレーションや分析に活用可能なものとなっています。

Project PLATEAUとは

 令和2年度からスタートした「Project PLATEAU(プロジェクト プラトー)」は、スマートシティをはじめとしたまちづくりのDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるため、そのデジタル・インフラとなる3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を推進する国土交通省のプロジェクトです。

職員研修会の開催

 令和5年1026日に株式会社パスコ 事業統括本部 G空間DX推進部より講師を招き、市職員向けの研修会を開催しました。

 3D都市モデルに関しての理解を深めることを目的とした研修であり、災害シミュレーション、公共施設等の設計前の全体像イメージ作成、各種事業の計画立案など様々なケースで活用が可能で事業を進める際の参考になりました。

1kensyuu20231026_3D.jpg
2kensyuu20231026_3D.jpg


 令和6年10月4日に株式会社パスコ 技術センター 空間情報部より講師を招き、市職員向けの研修会を開催しました。

 今年度取り組んでいる3D都市モデル整備事業について、ある程度の整備ができたことからイメージを共有するため、デモを行いました。

 今後、住民説明会や立地適正化計画策定委員会等での活用を考えています。

1kensyuu20241004_3D.jpg
2kensyuu20241004_3D.jpg

ユースケース

3D都市モデルを活用したまちづくり都市計画立案への活用事業

 3D都市モデル(建築物と都市計画決定情報)を重ね合わせることで都市構造を立体的に可視化し、立地適正化計画等のまちづくり分野における施策検討で活用する予定です。

2kashika1th20240603toshi3D.jpg
3kashika2th20240603toshi3D.jpg

<可視化イメージ>

(出典:国土交通省都市局PLATEAUホームページ)

※画像をクリックすると拡大します。

3D都市モデルを活用した災害リスクの可視化事業

 策定前の居住誘導区域、都市機能誘導区域に洪水浸水想定区域や津波浸水想定区域等の災害リスク情報を重ね合わせ、3Dビューアソフトを用いて、住民説明会での活用やホームページ上での資料公開を行う予定です。

4saigai1th20240603toshi3D.jpg
<浸水想定区域図を三次元可視化>
5saigai2th20240603toshi3D.jpg
<垂直避難可能建物の可視化>

(出典:国土交通省都市局PLATEAUホームページ)

※画像をクリックすると拡大します。

3D都市モデルのデータについて

 3D都市モデルは、商用利用も含めて活用可能なオープンデータとして公開する予定です。

G空間情報センター (外部サイトへリンク)

※データをダウンロードするにはユーザ登録が必要となります。

PLATEAU VIEW 3.0

 データのダウンロード不要で3D都市モデルを見ることが可能になる予定です。

PLATEAU VIEW 3.0 (外部サイトへリンク)

【動作環境】

最新のデスクトップ版 ChromeSafariEdge 上で動作します。

最小システム要件は CPU: 2 GHz デュアルコア以上、システムメモリ(RAM): 4GB になります。

データを追加する等の操作方法については、以下のサイトからご確認ください。

TOPIC 2|PLATEAU VIEWで体験する|3D都市モデルをブラウザで利用 (外部サイトへリンク)

問い合わせ先
南さつま市役所 建設部 都市整備課 都市整備係
電話:0993-76-1626(直通)