輝津館&坊津学園「海洋教育」事業
海の授業in坊津「坊津のシンボル双剣石・リアス海岸の謎にせまる!!」
授業(B)「坊津双剣石と人々の関わり―双剣石をめぐる歴史と文化―」を開催しました!
2015年12月9日(水)午後、南さつま市立坊津学園(小山裕校長)で、南さつま市坊津歴史資料センター輝津館主催の、輝津館&坊津学園「海洋教育」事業の第2弾として、海の授業in坊津「坊津のシンボル双剣石・リアス海岸の謎にせまる!!」の授業(B)「坊津双剣石と人々の関わり―双剣石をめぐる歴史と文化―」が開催されました。日本財団の助成を受け、日本海事科学振興財団(船の科学館)が公募する「海の学びミュージアムサポート」の支援対象事業です。
この日は、坊津学園ランチルームで輝津館職員による授業が行われ、坊津学園5~9年生と一般参加者・関係者、約120名が参加しました。授業では、古くから多くの人々を魅了し、江戸時代の浮世絵や和歌のテーマなどにも用いられた、国指定名勝「坊津」の海岸景観をめぐる歴史・文化が紹介され、美しい海に囲まれた我が国において、津々浦々の海岸景勝を鑑賞し、愛で称える文化が育まれてきたことなどについて学びました。また、「海の地名」について、坊津町の泊浦の沖にある「瀬」の名前を当てるクイズや、江戸時代の坊津における漁業観光の記録などの紹介も行われました。途中、浮世絵の複製資料も登場し、子どもたちも興味深く鑑賞していました。
この日の授業は、輝津館出前授業とコミュニティ・スクール坊津学園の授業も兼ねて実施されました。