輝津館よりお知らせ

輝津館&坊津学園「海洋教育」事業 海の食文化体験教室:いただきます!坊津"双剣鯖"を開催しました!

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 2016年12月15日(木)、輝津館&坊津学園「海洋教育」事業の第6弾として海の食文化体験教室:いただきます!坊津"双剣鯖"を開催しました(主催:南さつま市坊津歴史資料センター輝津館)。日本財団の助成を受け、日本海事科学振興財団(船の科学館)が公募する「海の学びミュージアムサポート」の支援対象事業です。

 この日は、南さつま市立坊津学園のランチルーム・調理室において、石井俊一先生(南さつま市商工水産課水産振興係長)、宮田勝英先生・宮田勝一先生(食堂「勝八」)を講師として、双剣鯖についての講話や双剣鯖の調理体験教室を実施し、坊津学園7年生と関係者、26名が参加しました。

 石井先生による講話では、坊津の海産物"双剣鯖"を漁獲している「つり鯖会」の活動、双剣鯖の漁法や流通・消費、ブランド化の取り組みなどが紹介され、また、一本釣りは、貴重な海産物をより良く活かし自然にもやさしい(網で獲る場合よりも魚体が傷つきにくく、一網打尽にすることもないので海洋資源の保護につながる)漁法であることなども学びました。

 講話の後は、宮田先生ら講師の指導のもと、子どもたちが双剣鯖の料理づくりにチャレンジしました。子どもたちは、双剣鯖の身を包丁で切ったり、すり鉢を使って双剣鯖のつみれを作ったり、双剣鯖の身を油で揚げたりする作業などを行い、「双剣鯖の焼きほぐし飯」「双剣鯖のつみれ汁」「双剣鯖の唐揚げ~みぞれ掛け~」「双剣鯖の昆布巻き」の4品のメニューを仕上げ、美味しく頂きました。

 今回の活動は、海の食文化体験教室として、坊津"双剣鯖"を通し、海産物の生産・流通・消費や調理法、海洋資源の保護等についても学ぶ良い機会となりました。

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