風しん
どんな病気なの?
風しんは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。
特に、免疫のない女性が妊娠初期に感染すると、白内障、心疾患、難聴等の先天異常児(先天性風疹症候群)が出生することがあります。
どんな症状があるの?
発熱、発疹、リンパ節腫脹が主症状です。
発熱は一般に軽度で、約半数程度に見られるだけで、数日で解熱します。
発疹は顔、耳の後ろに現れ、頚部、躯幹、四肢へと広がり、この順に消失します。
リンパ節腫脹は発疹出現数日前から認められ、3〜6週間は持続します。
先天性風しん症候群とは?
免疫のない女性が妊娠初期に感染することで出生した児が、白内障、心疾患、難聴等の先天異常を含む様々な症状を呈することです。
先天異常以外にも、低体重出生、血小板減少性紫斑病等の症状が見られ、幼児期以後にも、糖尿病、進行性風疹全脳炎等の症状がまれに出現する。
どうしたら感染するの?
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飛沫感染 |
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汚染した器物を解しての感染 |
潜伏期間と感染期間はどれくらい?
潜伏期間
ウイルスに感染してから、2〜3週間
感染期間
発疹出現の前後約1週間で、解熱後のウイルス排出量は激減し、急速に感染力は消失します。
なお、先天性風疹症候群の児のウイルス排出期間は、生後数ヶ月です。
予防はどうしたらいいの?
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ワクチン接種が非常に有効となります。定期予防接種の対象の小児等は、早めに接種を行ってください。 |
1期(生後12〜24月以内)
2期(5〜7歳・小学校に上がる前の1年間が対象)
登校・登園はどうしたらいいですか?
学校保健法では、第二種の感染症に指定されており、紅斑性の発疹が消失するまで出席停止扱いになります。詳しくは、施設長へお尋ねください。
その他
風しんは、感染症法では全数報告対象疾病(診断した全ての医師が保健所へ報告をする疾病)として五類に位置づけられています。
定期予防接種対象の小児等は、早めのワクチン接種をお願いします。
おとなの風しん任意予防接種費用を一部助成します
【お問い合わせ先】
南さつま市役所 市民福祉部 子ども未来課 母子保健係
電話 0993−76−1541