水痘(みずぼうそう)
どんな病気なの?
水痘−帯状疱疹ウイルスが原因で起こる疾患で、1歳から5歳に多いといわれます。
感染力は「はしか」より弱いものの、「風しん」や「おたふくかぜ」より強いといわれる感染性の強い疾患の一つです。
また、発しんが出る1日又は2日前から、発しんが出現して4日から5日程度、又はかさぶたになるまで感染性があるとされています。
どんな症状があるの?
ウイルスに感染してから、通常、2週間から3週間後に症状が現れます。
症状としては、主に発しんや発熱で、通常、発しんが最初に現れ、頭皮、体幹、手足の順に広がっていき、体幹に最も多く現れます。
赤いブツブツ、水泡、かさぶたなどが混在しているのが特徴です。小児の場合、発熱は38℃前後の熱が2日から3日程度続きますが、まれに40℃を超えることもあります。
合併症としては、まれに肺炎、脳炎などがみられますが、小児で多いのは皮膚のひっかき傷による細菌の二次感染です。
健康な小児ではあまり重篤な合併症は見られません。
どうしたら感染するの?
主に次のとおりです。
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患者の咳やくしゃみによる飛沫感染 |
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患者の水疱や粘膜からの排出物との接触による接触感染 |
予防はどうしたらいいの?
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患者との濃厚な接触を避けること |
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食事前の「手洗い」や「うがい」を徹底すること |
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ワクチンを接種すること(ただし、任意接種ですので、医師とよくご相談のうえ決めてください。) |
登校・登園はどうしたらいいですか?
学校保健法では、第2種伝染病に指定されていますので、発しんが痂皮化(かさぶたになること)になるまで出席停止扱いになりますが、詳しくは施設長へお尋ねください。