母子健康手帳交付を受けた後は、定期的に妊婦健診を受診しましょう。母子手帳と一緒に交付された「健康診査受診票綴」に綴じ込まれている受診票を使って受診してください。
また、産後1か月の間にも母体や新生児の検査や健診に対して助成がありますので、忘れずに受診しましょう。(※転入や転出された場合は元の受診票は使用できませんので、新たな住所地の母子保健窓口に必ず連絡してください。)
1.受診できる医療機関
・鹿児島県医師会に加入している医療機関、鹿児島大学病院、鹿児島市立病院
※受診票は、現住所のある市町が契約している医療機関・助産院しか使用できません。
※里帰りなどにより県外や、契約していない医療機関等で受診する場合は別途手続きが必要になりますので、下記をご確認ください。
2.受診できる健診等と受診時期の目安
妊婦健康診査
胎児の成長の様子の確認や母体、胎児に異常がないか診査します。
全14回で、健康診査受診票を使って下記の時期を目安に医療機関の指示に従って受診してください。
・初診〜23週まで・・・4週に1回
・24週〜35週まで・・・2週に1回
・36週以降・・・・・・・毎週1回
※予定日を過ぎたら、15回目(40週)・16回目(41週)の受診票を追加交付しますので、必ずご連絡ください。受診後の追加交付はできません。
新生児聴覚検査
新生児の聴覚に関する異常の早期発見・早期療育を行い、聴覚障害による音声言語発達等への影響を最小限に抑えるために検査を行います。
出生後3日以内に基本1回、再検査に該当したら追加1回で健康診査受診票を使って医療機関の指示に従って受診してください。
先天性代謝異常等検査(新生児マススクリーニング検査)
極めてまれに生まれつき酵素やホルモンが欠けているために起こり、早期に治療を始めれば予防できる病気について検査します。
出生後すぐ1回、健康診査受診票綴の中の先天性代謝異常等検査申込書を使って医療機関の指示に従って受診してください。
※先天性代謝異常等検査の検査項目等については下記をご確認ください。
先天性代謝異常等検査を受けるには (外部サイトへリンク)
拡大新生児スクリーニング検査
先天性代謝異常等検査に追加する形でライソゾーム病,重症複合免疫不全症(SCID)及び脊髄性筋萎縮症(SMA)について検査します。
費用は一度お支払いいただきますが、南さつま市では償還払いの申請をしていただくことで費用の全額または一部をお返しします。(検査結果が必要となりますので、検査結果を受け取ってから申請してください。)
※後述の1か月児健康診査のタイミングで検査結果を渡される場合も多いので両方償還払いをする場合はまとめて申請することをお勧めします。
Web申請フォーム (外部サイトへリンク)
産婦健康診査
産後、ホルモンバランスや生活の変化が大きい産後のお母さんの心身の健康状態を確認します。
産後2週間と産後1か月を目安に2回健康診査受診票を使って医療機関の指示に従って受診してください。
※医療機関や助産所によって、産後1カ月頃の健診のみの場合もあります。
1か月児健康診査
生後1か月頃の赤ちゃんの発育状況や栄養状態、病気や異常の有無を診査します。
産後1か月の産婦健康診査と同じ時期に健康診査受診票を使って医療機関の指示に従って受診してください。
受診票をお持ちでない方については、費用を一度お支払いいただきますが、償還払いの申請をしていただくことで費用の全額または一部をお返しします。
Web申請フォーム (外部サイトへリンク)
問い合わせ先
子育て世代包括支援センター「みなみらい」
(南さつま市役所 市民福祉部 子ども未来課 母子保健係)
電話 0993−76−1540