R04.06.03 令和4年6月記者懇談会

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令和4年6月記者懇談会を開催し、次のとおり説明申し上げました。

■はじめに                           

 本日は、南さつま市の6月定例市議会を前に記者懇談会を開催させていただきました。

 お忙しい中、ご出席いただいた各報道関係の皆さま方に感謝を申し上げたいと思います。

 それでは、私の方から資料に基づいて報告をさせていただきたいと思います。

■名誉市民 故吉峯良二氏を偲ぶお別れの会について 

 まず初めに、5月7日、本市の名誉市民 吉峯良二氏がご逝去されました。

 心より哀悼の意を表するとともに、ご家族の方々にお悔やみを申し上げます。

 本市では、生前のご功績に深謝し、6月16日、ふれあいかせだ いにしへホールにて故人を偲ぶお別れの会を執り行うこととしております。

新型コロナウイルス感染症対策について      

 続きまして、新型コロナウイルス感染症についてでございますが、本市における累計感染者数は、6月1日現在554人となっており、1月以降の感染者数は495人で、感染者数のほとんどが今年に入ってからの感染となっております。

 コロナワクチン接種の状況につきましては、5歳以上の市民の方のうち、8割以上の方が1・2回目接種を、12歳以上の市民の方のうち、7割以上の方が3回目接種を済まされている状況です。

 現在4回目接種につきましても、国の基準に基づき、3回目のワクチン接種から5か月が経過した60歳以上の方など、対象の方に本日6月3日から接種券を順次発送しており、今月中に接種を開始する予定となっております。

 PCR検査費用の助成や濃厚接触者に対する生活支援物資支給など継続して実施するとともに、引き続き、県や南薩医師会等関係機関と連携を図り、感染症対策に努めてまいります。

 また、このように新型コロナ感染症による経済への影響が長期化する中で、低所得の子育て世帯の生活支援を行うため、国の政策による児童一人あたり5万円の「子育て世帯生活支援特別給付金」の給付につきましても速やかに行ってまいります。

■和楽苑移譲先優先候補法人の決定について

 特別養護老人ホーム和楽苑の民間移譲につきましては、3月17日に移譲先優先候補法人として、東京都八王子市の「社会福祉法人 清心福祉会」に決定いたしております。

 令和5年4月からの、運営開始に向けて、引き続き入所者及びそのご家族が安心してサービスを受けられるよう、スムーズで適切な移行に努めてまいります。

■令和3年度ふるさと納税寄附金について     

 令和3年度ふるさと納税寄附金の実績につきましては、寄付金額約454,400万円、前年比約106%、寄附件数は約24万9千件、前年比約104%となりました。

 返礼品事業者への支払額は約128,500万円となっており、地域経済への大きな波及効果があったものと思っております。

■南さつま市と鹿児島県立加世田常潤高等学校による有機農業の振興及び栽培技術に関する連携協定書の締結について   

 6月11日(土)、来週の土曜日に、市と加世田常潤高等学校との有機農業の振興及び栽培技術に関する連携協定書の締結する運びとなりました。

 締結式は、加世田常潤高校のほ場で実施し、鹿児島県の教育委員会の東條(とうじょう)教育長ほかご来賓の方にもお越しいただく予定としております。

 この事業は、県立高校である加世田常潤高校のほ場を有機農業の研修ほ場として確保し、有機農業の新規就農者の育成や、スマート農業などの栽培技術の実証をともに進め、将来の担い手育成の促進をはかることを目的としております。

 詳細については、別紙にご案内のとおりですが、県内の農業高校では初めて、国内でも例のない事業と聞いております。

 地元にある加世田常潤高校と、地域の皆様が連携し、将来的には、地元で生産された野菜を使って学校給食に提供するなど、SDGsの観点からも持続可能な農業経営として期待しております。

■2022吹上浜砂の祭典について        

 「2022 吹上浜砂の祭典」につきましては、5月3日から5日までの3日間、「砂像でめぐる日本の旅 ~九州・沖縄編~」をテーマに、昨年度に引き続き市役所市民交流広場を中心とする「まちなか」で開催いたしました。

 今回も、関係各位のご協力により感染症対策を徹底した中で開催し、期間中は天候にも恵まれ、3日間で前回来場者数の約2倍にあたる3万5千人の皆様方に来場いただき、お楽しみいただくことができました。

 また、3年ぶりに友好都市盟約を締結している「北海道旭川市」や災害時応援協定を締結している「岩手県釜石市」からの訪問団を招待し、交流を深めることができました。

 日本とバーレーン王国との外交樹立50周年を記念し、駐日バーレーン王国特命全権大使が来市され、前夜祭やオープニングセレモニーにもご臨席いただき、お祝いの言葉をいただくなど、新たな交流も生まれました。

 今後とも、ポストコロナを見据えた持続可能なイベントとして、交流人口や関係人口の拡大を図り、地域の活性化にさらに貢献できるよう取り組んでまいります。

■行事・イベント情報                      

 今月以降、予定されている行事・イベント等については、別紙資料1にまとめてございます。

 コロナ禍により中止されていたイベント等が、感染症対策を万全にしながら、形を変えながらではございますが、徐々に再開してまいりました。

 「2番、南さつまと旭川の観光物産展in茜まつり」でございますが、明日6月4日、東京都港区のTBS放送センター前「赤坂サカス」で行われます「茜まつり」に、姉妹都市である旭川市との交流事業の一環として、観光物産展に合同で参加いたします。

 詳細は、記載のとおりでございますが、明日は私も物産展会場に出向き、トップセールスを行ってくる予定にしております。

 その他各イベント等につきましては、資料をお目通しください。