R05.06.08 令和5年6月記者懇談会

ページ番号:E028162更新日:

令和5年6月記者懇談会を開催し、次のとおり説明申し上げました。

【市長説明要旨】

■シニア健康増進「よか日だな」事業について

 6月1日から開始の、シニア健康増進「よか日だな」事業につきましては、これまでの温泉・はりきゅう・タクシーの利用助成に加え、南さつま市内で乗車又は降車するバスでも使えるように制度を見直し、200円の回数券を2万円分の利用券に統合した「JSKチケット」として、6月1日から利用できるようにいたしました。

 さらに今年度に限り、65歳以上のマイナンバーカード所持者は、もう1冊追加で交付を受けることができます。

 6月1日の交付日の混雑を割けるため、5月25日と26日に22の地区公民館を巡回し、事前交付を行いました。

 6月6日現在、13,205人の対象者に対し、3,563人へ合計6,714冊を交付しています。交付数のうち、マイナンバーカード所持者への交付率は約88%となっており、利用者には好評いただいております。

 これからも、在宅高齢者の健康増進や生活支援を図るための取組を進めてまいります。

新型コロナワクチン春開始接種について

 続きまして、新型コロナワクチン 春開始接種についてでございますが、令和5年5月8日から8月末までを接種期間としています。

 国の基準に基づき、2回目までの接種を終えている方で、65歳以上の高齢者や基礎疾患を有するなど重症化リスクの高いと医師が認める方や医療従事者など、13,798人を対象としまして、6月5日現在、5,805人が接種済となっております。

■令和4年度ふるさと納税寄附金について

 令和4年度ふるさと納税寄附金の実績につきましては、寄附金額約533千万円(前年比の約117%)、寄附件数約30万件(前年比の約121%)で過去最高の寄附金額及び寄附件数となりました。

 返礼品につきましては、全国に約42万5千件を発送し、返礼品事業者への支払額は約14億8千万円となり、地域経済へ大きな波及効果がありました。

 今後も関係機関、返礼品事業者との連携を更に深め、内容の充実を図り、財源の確保、地域特産品の振興に努めてまいります。

■燃ゆる感動かごしま国体デモンストレーションスポーツについて

 5月21日、20年以上の伝統を有する「ツール・ド・南さつま」を、2023燃ゆる感動かごしま国体のデモンストレーションスポーツ「サイクリング」として開催しました。

 南さつま海道サイクリングコース(約93㎞)とさつますんくじらサイクリングコース(約57㎞)に約350名のサイクリストが県内外から参加されました。

 コース途中では、地域元気づくり委員会等によるおもてなしのほか、沿道からの市民の温かい声援もありました。

 今後も市民の皆様のご協力をいただきながら、安心・安全な大会運営が行えるよう、実行委員会を中心に準備を進めてまいります。

■2023吹上浜砂の祭典について

 「2023 吹上浜砂の祭典」につきましては、5月3日から5日までの3日間、「アニマルワールドツアー~世界の名所で出会う動物たち~」をテーマに、市役所市民交流広場を中心とする「まちなか」で開催いたしました。「まちなか」での開催は今年で3回目となります。

 期間中は天候も心配されましたが、4万9千人(前年比の約140%)の方々に来場いただき、国内の砂像彫刻家や大学生などにより制作された精巧な砂の彫刻の展示と、夜には花火や市役所庁舎のライトアップなど幻想的な光景を堪能していただきました。

 また、友好都市盟約を締結している「北海道旭川市」や、台北駐福岡経済文化弁事処からの訪問団を招待し、交流を深めることができました。

 37基の砂像を各所に配置し、市内全域をステージとしたイベントは市民からも好評で、今後も砂像を活かしたまちの新たな魅力創出に取り組んでまいります。

■行事・イベント情報                      

 2023 燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会に関連して、「第10回日本学生スポーツクライミング対校選手権大会」が6月10日と11日、加世田ドーム周辺特設会場でリハーサル大会として開催されます。

 これに先立って、5月27日・28日、国体運営ボランティア「みなさぽ」への講習会を実施いたしました。

 参加されたボランティアの方々には、プロの講師からおもてなしの心構えについて学んでいただきました。本市では190名近い市民ボランティアの皆様に、リハーサル大会および本大会に携わっていただきます。

 また、「南さつま市炬火リレー」については、7月27日、かせだドームからOSAKO YUYA stadiumまでの区間に、約100名の市民が参加される予定であります。

 これらのイベントを通して、10月の本大会に向けて機運醸成を図ってまいります。

 「野崎耕二 回顧展 永遠(とわ)に輝く『一日一絵』」でございますが、野崎耕二さんは、南さつま市出身のイラストレーターで、昭和58年に「進行性筋ジストロフィー」と診断されてから、平成292月までの33年間、闘病絵日記「一日一絵」を精力的に描き続けておられました。今回の展示会では、多くの作品の中から400日分を越える作品が展示されます。

 学校法人玉川学園の創始者 小原國芳氏が坊津町久志の出身であるご縁から、平成24年6月に包括連携協定を締結し、昨年度で10周年を迎えました。コロナ禍により延期されておりました、協定締結 10周年記念事業を実施する予定です。