H25.12.10 平成25年12月記者懇談会

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平成25年12月記者懇談会を開催し、次のようにご説明申し上げました。

 

■はじめに

 本日は、各報道関係者の皆様方には、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。

 第5回市議会(定例会)を12月13日から1月15日までの会期で開催することといたしております。

 

 今議会に上程する議案件数につきましては、副市長や監査委員の選任ついて同意を求める議案や条例の制定・改廃のほか、補正額6,561万5千円の平成25年度一般会計補正予算(案)など29件であります。

 

■市政概要報告

 それでは、私から、9月定例市議会以降、市政概要につきましてご説明申し上げます。

 これまでの経過につきましては、報道資料に掲載してございますが、主なものについてご説明いたします。

 

○ 平成25年度の市民表彰につきましては、11月7日、表彰式を執り行い、産業経済部門では宇都建夫さん、特別表彰では葡萄園玉助さんの2名を表彰いたしました。

 

○ 健康の保持・増進等につきましては、健康元気まちづくり戦略会議を9月25日に開催し、脳卒中等の原因を探る健康アンケート調査や生活習慣の改善策などについて協議を行いました。 また、10月27日には、健康体操をテーマとする「健康と福祉のつどい」を開催し、約300人の市民が大人のラジオ体操を体験しました。当日は、薩南病院の市民講座や「子どもまつり」と合せて、検診・献血等も実施されました。

 

○ 観光の振興等につきましては、9月23日に開催した「2013ツール・ド・南さつま」は、南さつま海道八景全てを巡る100キロコースを新たに設けて開催したところ、大変、好評で、過去最多の約580人の方々にご参加いただきました。

 鑑真大和上没後1250年記念事業の一環として、11月29日から12月26日まで坊津町秋目において、光の祭典を開催しております。

 昨年度は、谷山の段々畑をライトアップしましたが、今回は、フルカラーLEDにより鑑真記念館と本市出身のクリエーティブディレクター楠元孝夫さんが制作し、横浜赤レンガ倉庫の記念行事でも展示された光の塔「飛翔」がライトアップされております。ライトアップは約7分のサイクルで色が変わるようになっております。ぜひ、一度ご覧になっていただきたいと思います。

 

 

○ 学校教育の推進等につきましては、11月1日から7日を中心に、市内の小・中学校で地域が育む「かごしまの教育」県民週間を実施しました。工夫を凝らした学校の取組やお知らせ版で紹介したことなどにより、のべ9千人の市民の皆さんが参観されました。

 

○ 生涯学習・スポーツ等につきましては、11月9日に開催した「第17回サイクルシティ南さつま小学生さわやか一輪車大会inかごしま」に佐賀県や福岡県の3チームを含む県内外から25団体、246人が出場し、白熱したレースや華麗な演技を繰り広げました。

 今年度は、県内の大きなイベントと開催日が重なったことや小規模校の再編により、昨年と比較して、参加校や参加者が減少しましたが、来年度は事前広報などを実施し、より多くの方に参加いただけるよう工夫してまいりたいと思います。

 

○ 公共交通につきましては、南さつま市地域公共交通総合連携計画に基づく第2弾リニューアル運行として、12月2日から、つわちゃんバスを中山線など4路線で、つわちゃんタクシーを鉄山線と白川線で開始しました。

 今回のリニューアルでは、コミュニティバスに小型(低床)バスを、これまで乗車率の低かった地域には予約型乗合タクシーを導入し、効率性と安全性を高めました。また運行時刻も利用者の通院や買い物の時間に配慮したほか、バス停以外の場所でも乗降できるフリー乗降区間の設定や加世田市街地などに新たなバス停を設けるなど利便性も向上しておりますので、多くの方に利用していただきたいと思います。

 

 

■議案及び平成25年度補正予算(案)の概要

 次に、今議会に提出する議案及び平成25年度補正予算(案)の概要につきまして、説明いたします。

 

 議案第136号につきましては、南さつま市副市長柴田達朗氏が、平成25年12月6日をもって辞任したことに伴い、後任を任命したいので議会の同意を求めるものです。

 

 議案第140号・第144号・第149号につきましては、消費税法及び地方消費税法の改正による消費税及び地方消費税の税率改正に伴い施設等の使用料や占有料を改正しようとするものです。

 

 議案第143号につきましては、「環境基本法」第7条及び県条例「鹿児島県環境基本条例」第5条の規定に基づき、本市においても複雑化・地球規模化する環境問題に対応するため条例を制定しようとするものです。

 

 議案第155号の平成25年度南さつま市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,561万5千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ221億3,218万2千円に定めようとするものであります。

 

■12月定例記者懇談会以降の行事・イベント等の予定

 

 今回の記者懇談会以降の行事・イベント予定の主なものについてご紹介いたします。

 

○ 鑑真大和上没後1250年記念事業の一環として、12月20日には坊津町秋目の鑑真記念館において「鑑真大和上の遺徳を偲ぶ集い」が開催されます。

 また、12月21日には坊津学園において、高校生による書道パフォーマンスや中華人民共和国福岡総領事 李天然(り・てんねん)氏の記念講演会を開催いたします。

 書道パフォーマンスには、県内外4校から応募があり、本市の加世田高校をはじめ、今年7月に愛媛県で行われた書道パフォーマンス甲子園本選に出場した愛媛県立新居浜西高校ほか熊本県立玉名高校、学校法人川島学園鹿児島実業高校の書道部の皆さんが、新しい書の魅力を躍動感あふれるパフォーマンスで披露してくださる予定です。

 

○ 来年の2月22日と23日には「第2回南さつま海道鑑真の道歩き」を開催いたします。

 今回は、新たに坊津町栗野地区から出発し、密貿易で栄えた坊津・泊地区の港町や一乗院跡、双剣石など日本の原風景ともいえる坊津の歴史と海を楽しめる約16kmの周回コースを設定いたしました。このほか10kmから22kmの4つのコースを設けております。

 地元の方々の「おもてなし」や会話を楽しみながら、南さつま海道の雄大な景色を堪能していただきたいと思います。

 すでに参加申込の受付は開始しておりますが、申込期限は、来年の1月31日までとなっております。今年度は、昨年を上回る1,500名の参加者を目標に取り組んでおり、今後は、指宿市の「菜の花マーチ」や霧島市の「竜馬ハネムーンウォーク」にならぶ、鹿児島県の新春3大ウォーキングとしての定着を図ってまいりたいと考えております。

 

○ 今週の13日(土)・14日(日)になりますが、鹿児島中央駅前の「かごっまふるさと屋台村」で、本市農産物の消費拡大や地産地消を図るため「南さつま市農産物PRフェア」を開催します。

 イベントでは、本市農産物を使用したメニューを注文された方に本市の野菜(ほうれん草、しょうが、ピーマン、しいたけ、かぼちゃなど)引換券を贈呈するほか、本市で栽培される「南さつま長命草」の粉末を用いたお茶や地元食材を使用した豚汁の振る舞いもありますので、ぜひご来店いただきたいと思います。

 また、各店舗には「かせだかぼちゃ」の特色を活かした創作メニューの開発を依頼し、レシピ化する予定です。こうした取り組みにより、関東・関西をはじめとする消費地での有利販売につなげてまいりたいと考えております。

 

○ 今年度、初めての取り組みになりますが、来年1月29日から1週間、東京都庁において、農産物の販売や観光・イベントの紹介を通して、本市をPRしてまいります。

 今回は、電車通勤のサラリーマンや主婦の方々をターゲットに比較的持ち運びが容易な「きんかん」や「デコポン」などの柑橘類を販売します。また、春の観光シーズンに向けて、ゴールデンウィークを中心に開催する「吹上浜砂の祭典」をはじめ、「南さつま海道八景」など本市の魅力をアピールして参りたいと思っています。

 

 

 今後も様々なイベントが開催されますので、皆様におかれましては、取材いただきますようお願いいたします。

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