H25.06.03 平成25年6月記者懇談会

ページ番号:E024052更新日:

 平成25年6月記者懇談会を開催し、次のようにご説明申し上げました。

■はじめに

 本日は、各報道関係者の皆様方には、お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
 第2回市議会(定例会)を6月7日から6月26日までの会期で開催することといたしております。
 
 今議会に上程する報告・議案件数につきましては、市職員の給与の臨時特例に関する議案や専決処分の承認、条例の新規制定・一部改正と補正額5億7,098万7千円の平成25年度一般会計補正予算(案)など27件であります。
 
■諸般の報告、当面する市政の諸課題
 それでは、私から、3月定例市議会以降、これまでの諸般の報告、当面する市政の諸課題について、ご説明申し上げます。
 これまでの経過について、主なものを説明いたします。
 
○ 2013吹上浜砂の祭典については、5月2日から12日まで、砂丘の杜きんぽう内(ない)特設会場をメイン会場として開催しました。今年は、どうぶつをテーマとした作品約100基を制作するとともに、芝を張ったグランドゴルフコースを通路として利用するなど、砂・花・緑で砂の祭典のピーアールを図りました。期間中は天候にも恵まれ、県内外から17万8千人の来場者があり、砂の芸術と花々の共演、ライトアップされた砂像群などを堪能していただきました。
 
○ オリーブ栽培の推進については、新たな産業おこしと6次産業化の推進の一環として、高齢者でも比較的栽培・管理がしやすいオリーブの推進を図るため、4月25日、鹿児島市の農業生産法人寺田農園株式会社とオリーブの栽培技術の提携・普及啓発などに関する連携協定を締結するとともに、植樹祭を開催しました。
 寺田農園が借り受けた加世田高橋の市有地(約70アール)及び実証ほ場として砂丘の杜きんぽうにオリーブ約700本の栽培をはじめています。
 
○ 危険個所等の点検については、梅雨(つゆ)時期を前に災害危険箇所等の点検を、4月25日から5月12日まで、地域ごとに実施するとともに、5月15日には、消防や県の関係者の参加を得て、県の防災点検と一緒に市内の危険箇所等の防災点検を実施しました。
 また、5月29日には市防災会議を開催し、県地震災害被害予測調査中間報告の地震・津波の災害想定による市防災計画の見直し等について説明いたしました。
 
○ 市消防フェスタについては、4月21日、南さつま消防署において市消防フェスタを開催しましたが、初めての日曜日開催に多くの市民が訪れました。
 
○ PM2.5の測定局の設置については、現在、県はPM2.5の測定局を県内8か所に設置しておりますが、東シナ海側では、いちき串木野市と薩摩川内市の2か所のため、市議会での議論もありましたので、県に対し直ちに設置要望を行うとともに、要請を重ねたところ、今年度、本市に測定局が設置されることとなりました。
 設置場所は、市役所第2駐車場自転車置場北側の植込みで、7月に工事を開始し、9月に運用が開始される予定であります。
 
○ 自治会再編については、4月1日、加世田地域で4自治会、大浦地域で3自治会、金峰地域で2自治会の再編がありました。また、6月1日には、坊津地域で4自治会の再編があり、市内の自治会数は254自治会となっています。
 
○ 自治会パートナー制度については、平成22年度から試行的に配置していた自治会担当職員を、本年度から自治会パートナーとして、210名の職員を市内の全自治会に配置しました。パートナーと自治会との信頼関係の構築を図り、地域づくりを進めてまいります。
 
○ 国際交流員の着任については、4月15日、中華人民共和国江蘇省揚州市出身の武云(ウー・ユィン)さんが、市国際交流員として着任しました。中国講座や市民との交流をはじめ、鑑真大和上没後1250年祭等に向けての通訳業務などを行うこととしています。
 
○ 人材育成(資質向上)については、4月1日から災害時相互応援協定を結んでいる岩手県釜石市に、東日本大震災の復興支援として、土木業務に従事する技術職員1名を、1年間派遣いたしました。
 同じく4月1日から1年間、包括的業務協力協定を結んでいる鹿児島銀行との職員相互派遣として、本市から鹿児島経済研究所に1名、鹿児島銀行から本市に1名、それぞれ派遣しています。
 4月1日付けで任期付職員として弁護士を採用しましたが、庁内から寄せられる多くの法律相談等への対応や、職員向けコンプライアンス研修や法務研修を開催するなど、期待に応えてもらっています。
 
■議案及び平成24年度補正予算(案)の概要
 次に、今議会に提出する議案及び平成25年度補正予算(案)の概要につきまして、説明いたします。
 
 議案81号については、「国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律」に基づく国家公務員の給与の減額措置を踏まえ、市職員の給与についても7月1日から減額を実施しようとするものです。
 
 議案84号については、子ども・子育て支援法第77条第1項に掲げる事務(市町村における子ども・子育て会議の設置)を処理するため、同条第3項の規定に基づき制定しようとするものです。
 
 議案第92号の平成25年度南さつま市一般会計補正予算(第3号)につきましては、総額で5億7,098万7千円を増額するものですが、今回の補正は、通常の補正に併せて、一部、緊急経済対策事業を含む補正予算であります。
 国の平成24年度補正予算においては、新たに地域の元気臨時交付金が創設されました。
 本市に対する交付金については、現在の見込みで、約6億5千万の交付を見込んでおりますが、この内、約4億2千万円について今回の補正において緊急経済対策事業を実施することとしております。
 
■6月記者懇談会以降の主な行事・イベント等の予定
 最後に、今、記者懇談会以降の行事・イベント等について、主なものをご紹介いたします。
 
□(鑑真大和上没後1250年記念事業)唐招提寺への市民訪問団派遣
 ・日 時:6月7日(金)〜9日(日) 
 ・内 容:唐招提寺(奈良市)にて市木「イヌマキ」の記念植樹
      関西郷土会との交流など
 ・参加者:32名(男性11名、女性21名)
 
□第4回交通安全子ども自転車大会
 ・日 時:6月8日(土) 午前9時〜午後2時20分
 ・会 場:加世田運動公園体育館(実技)・武道館(学科)
 
□水陸両用バス実証運行
 ・日 時:6月28日(金)〜30日(日) 
 ・運行数:1日3便(午前9時30分、午前11時30分、午後2時30分)
 ・コース:(全行程)2時間40分
 
  くじらの眠る丘(大浦町)= 水陸両用バス(陸送) ⇒ 片浦漁港(笠沙町)
  
  = 水陸両用バス(進水・航行・上陸) = 貸切バス(乗換) ⇒ 笠沙恵比寿
 
  =(休憩)⇒ くじらの眠る丘
 
 ・無料モニター:240名(現在、募集中)
  ※無料モニターの応募期限は、6月7日です。
 
□南さつま学友寮
 ・日 時:6月30日(日)〜7月6日(土) 6泊7日
 ・場 所:県立南薩少年自然の家
 ・内 容:市内小学5・6年生を対象にした通学型体験活動
 
□竹田神社夏祭り
 ・日 時:7月23日(火) 午前10時〜午後9時
 ・場 所:竹田神社及びその周辺
 ・内 容:県指定無形民俗文化財「士踊」奉納、各種郷土芸能奉納、演芸大会
      県指定有形民俗文化財「水車カラクリ」奉納、各種スポーツ大会
      いろは歌ふれあい散策フェスタ(7/22〜23)
 
今後も様々なイベントが開催されますので、皆様におかれましては、取材いただきますようお願いいたします。

市の方針・政策