平成30年6月記者懇談会を開催し、次のとおりご説明申し上げました。
本日は、南さつま市の6月定例市議会を前に記者懇談会を開催させていただきました。
また昨日は、6月14日からロシアで開催されるFIFAワールドカップに本市外交官である大迫勇也選手が日本代表選手に選出され、多くの報道機関に取り上げていただきました。ありがとうございました。
本市にとりましても大変喜ばしいニュースであり、今後、市民の皆さんと一緒に大迫選手と日本代表チームを応援してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
さて、5月21日、明治40年2月25日生まれで、市内在住の田中キクエさん111歳が、県内最高齢者になられました。市民の方が県内最高齢者になられたことは本市にとりましても初めてのことですので、5月23日に田中さんが入所されている特別養護老人ホーム養徳園を訪問し、ご家族や施設職員が同席する中、お祝いの言葉をお伝えいたしました。
4月末日現在、本市の100歳以上の高齢者は51人の方がいらっしゃいますが、引き続き高齢者福祉の充実に向けた取組を積極的に進めてまいりたいと考えております。
また、31回目を迎えた「2018吹上浜砂の祭典」は、5月3日から27日までの約1か月間、「ジュラシックファンタジー~進化の足音、どん・どん・どん~」をテーマに開催し、迫力のある恐竜や明治維新の立役者「西郷どん」など約100基の砂像や季節の花々で来場者をお迎えしました。
今年は、本市の働きかけにより東京の渋谷にあるNHKスタジオにおいて、吹上浜の砂約8㌧を使ったNHK大河ドラマ「西郷どん」の砂像を制作し、4月20日から7月12日まで展示されることとなっており、吹上浜砂の祭典や砂像文化を全国的にPRすることができました。
また、これまで実施した外国人観光客の誘致活動により、香港の大手旅行会社の観光コースに初めて吹上浜砂の祭典が組み込まれ、期間中、延べ617人の方々にお越しいただき、砂像を堪能していただきました。
さらに姉妹都市である北海道旭川市のご縁からロシア連邦サハリン州ユジノサハリンスク市との相互交流を発展させるため、覚書を交わしたほか、これまで砂を通じた交流を重ねております鳥取市と「砂丘文化交流都市」を宣言するなど幅広い都市交流を展開いたしました。
一方、入場者数につきましては、会期の短縮や天候不良等に伴い、前回より2万7千人少ない約8万8千人となったところであります。
今後は、2020年の東京オリンピックなど、訪日旅行客の増加が見込まれることから、さらなる情報発信やイベントのあり方を検証するとともに、来場者の拡大を図るなど、地域経済への波及効果を高める取組を展開してまいります。
■概要
6月11日から6月26日まで、16日間の会期で開催予定の平成30年第2回市議会(定例会)の内容等について、ご説明いたします。
今回の定例市議会には、南さつま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例や補正額3,064万3千円の平成30年度一般会計補正予算(第1号)など18件の議案を上程いたします。
■市政概要(当面の課題)
災害対策本部機能や緊急避難所の機能を有した防災センター(あんぼう21)の供用を昨年4月に開始し、旧耐震基準により昭和55年に建設された本庁舎の耐震化につきましては、昨年、本庁舎耐震市民委員会で協議いただいた方針に基づき、本年8月から来年2月までの約6か月間に耐震補強工事と温室効果ガス排出削減を含んだ長寿命化対策を実施することといたしております。
そのため、7月第2週から第4週の週末に各課事務機能を仮庁舎へ移転する予定としており、現在、移転先の改修工事を進めております。
事務機能の移転や工事期間中、市政や市民生活に支障の出ることのないよう、仮庁舎配置図などの市報6月号掲載や各庁舎への掲示板設置など、市民への周知、広報を図ってまいります。
■今後の行事・イベントの予定
特に、ロシアで開催されるFIFAワールドカップのパブリックビューイングや島津日新公忠良没後450年記念事業など本市ならではの取組を予定しておりますので、ぜひ取材していただきたいと思います。