令和元年6月記者懇談会を開催し、次のとおりご説明申し上げました。
■はじめに
本日は、南さつま市の6月定例市議会を前に記者懇談会を開催させていただきました。
お忙しい中、ご出席いただいた各報道関係の皆さま方に感謝を申し上げたいと思います。
新天皇即位・改元記念行事として、新元号「令和」の初日である5月1日に市民はもとより、交流各市の関係者の皆様、そして、吹上浜砂の祭典のご来場の皆さまとともに、新時代の始まりをお祝いいたしました。
今年の吹上浜砂の祭典は、「リトルモンスター ~Change The World~」をテーマに開催し、大迫力のメイン砂像群をはじめ、令和砂像や大学生砂像の約100基と季節の花々13,000本が会場を彩りました。
一方、今年の入場者数は、概ね天候にも恵まれましたが、長期連休により国内外旅行や各地域イベントへ分散され、前回より6,000人少ない82,000人となったところでありますが、昨年に引続き香港の訪日大手旅行会社の観光コースとして組み込まれ、期間中244人の方々に来場いただき、本市の砂像文化に触れていただきました。
さらに、本市と友好都市盟約を締結しております、中国江蘇省宿遷市の王 旲(ワン ハオ)市長を団長とする友好交流訪問団をはじめ、これまでの砂丘を通じた交流を重ねてきました交流都市と幅広い都市交流を展開したほか、姉妹都市である北海道旭川市長とは、改元を記念し「令和」の砂文字を完成させるなど、共に新しい時代の幕開けを祝いました。
これまでの長い歴史を振り返り、持続可能な祭典のあり方を検証するとともに、さらなる来場者の拡大を図るなど、地域経済への波及効果を高める取り組みを展開してまいります。
■6月議会の概要
6月14日から7月2日まで、19日間の会期で開催予定の令和元年第2回市議会(定例会)の内容等について、ご説明いたします。
今回の定例市議会には、南さつま市税条例等の一部を改正する条例や補正額1億9,314万6千円の令和元年度一般会計補正予算(第2号)など21件の議案を上程いたします。
■市政概要(当面の課題)
次に、本市における当面の課題についてです。
平成30年度のふるさと納税寄附金の実績は、昨年度比1.55倍の、約10万3千件、約22億3,900万円、返礼品としては、約15万9千件を全国へ発送しております。
また、ふるさと納税制度の法改正に伴い9月までの限定指定を受けたところですが、10月以降の再指定に向け7月に申請を行う計画であります。
今後も関係機関、返礼品提供事業者と更なる連携を深め、返礼品の内容充実を進め、財源の確保、地域特産品の振興を図ります。
■今後の行事・イベント等の予定
次に、6月以降、予定されている行事・イベント等についてです。
7月25日、「OSAKO YUYA stadium」にてNHKによる夏季巡回ラジオ体操を開催し、2,000人規模の参加を計画しております。
また、1年後に迫った2020年かごしま国体カウントダウンイベントとしても位置付けてまいります。