H22.11.07 5周年記念式典式辞

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  本日ここに、南さつま市市制施行五周年記念式典を挙行いたしましたところ、多くの市民の皆様にご列席を賜り、皆様とともに五周年をお祝いできますことは、私の大きな喜びとするところであり、心から厚くお礼申し上げます。
 また、鹿児島県知事をはじめ、地元選出の国会議員各位、鹿児島県議会議長、県内各市長及び議長、また遠方からご出席頂きました ブラジル南さつま市ふるさと会訪日団の皆様、本市と交流のあります北海道旭川市、三重県津市をはじめ、全国のふるさと会の皆様など、ご来賓の皆様には、ご多用中のところご臨席賜り、誠にありがとうございます。
 さらには、後ほど市民表彰及び感謝状を受章される皆様には、各分野において多大なご功労とご活躍を賜り、市民を代表しまして心から深く敬意と謝意を表する次第でございます。


 さて、南さつま市は、加世田市、笠沙町、大浦町、坊津町、金峰町の一市四町が、五年前の本日合併し、人口四万ニ千人の街として、第一歩を踏み出しました。
 本市が、ここに、記念すべき五周年の節目を迎えることができましたことは、ご臨席の皆様をはじめ、市民の皆様の不断の努力の賜物であると、心から敬意と感謝を申し上げます。
 
私は、昨年十一月に市長に就任し、平成二十二年度を「改革と再生の年」と位置づけ、「市民目線による行財政の改革」と「現場主義による地域力の再生」を二つの大きな柱に、重点的な取り組みを進めているところでございます。
 激動する変革期にあって、私たちは、先人から受け継いできました地域資源に磨きをかけ、この五年間の力強い足跡と地域の絆を礎に、未来への躍動を造り出さなくてはなりません。
 南さつま市は、日本三大砂丘の吹上浜やリアス式海岸から望む夕陽、大地に広がる緑豊かな自然、一大イベントとして成長してきた吹上浜砂の祭典、歴史・文化を伝える各地域の様々な郷土芸能や伝統行事、多種多様な農・畜・水産物や加工品、焼酎、電子部品等の地場産業など、多くの資源に恵まれています。
 この多くの地域資源、社会資源は、ふるさとの宝であり、今後もこれらを活用し、子どもから高齢者がいきいきと暮らせる南さつま市の生きる力、「地域力・産業力・人間力」のパワーアップを目指し、少子高齢化の波を押しのけ、四万人の市民の心をひとつに、「次世代に誇れる南さつま市」を創造して参りたいと思います。
 なお、市制施行五周年の節目にあたり、野崎耕二「一日一絵」原画展、市民歌の制定、平和都市宣言などの記念事業を実施させていただきました。
 本日の式典が、今後も南さつま市が輝かしい歴史を刻み続けるため、さらなる飛躍の機会となりますことを心より強く願うものであります。


 むすびに、本日ご臨席を賜りましたご来賓ならびに市民の皆様には、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方のますますのご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、式辞といたします。

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